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ネクタイ業界のプロに学ぶ、万能的な結び方とシャツの選び方

9/15(日) 21:25配信

MEN’S CLUB

Vゾーンこそ、スーツスタイルの“顔”となる大切なディテールです。そこで、ネクタイの達人ともいうべきアイネックス 並木孝之さんに、「今の時代に身につけておくべき基本的なシャツとネクタイのこなし方」をうかがいました。

正しいシャツさえ選んでいれば、ネクタイは「プレーンノット」だけでいい

 シンプルかつ、手早く結べるプレーンノット。ネクタイの達人である並木さんも「結び目がスマートに決まるプレーンノットは、現代的なスーツに最もマッチする結び方」と太鼓判を押しています。

 また、結ぶ際にノットの形状を微妙に変えることで、いろいろなシャツの襟型にフィットさせられるところもプレーンノットの魅力です。

プレーンノットの簡単で応用がきく、万能的な結び方

まずネクタイの太い部分である大剣が体の左側にくるように首から垂らします。右手に持つ大剣は左手で持つ小剣よりも、写真のようなバランスで少し長めの位置になるよう調整します。そして小剣の上に大剣をクロスさせましょう。このときの長さのバランスが最後の仕上がりを左右するのです。

次はそのまま大剣を小剣のまわりに巻いていきます。二重にする際は、後に大剣を通しやすいよう左手の指は抜かずに、ある程度の空間が残るように指をかけたまま巻いておくのがコツです。

首元にて交差しているスペースに大剣を下から上へと通しましょう。先ほど二重に巻きつつ左手の指で作っておいた空間に大剣を上から通します。このときネクタイがねじれないように注意。

ノットとなる結び目の形を整えながら大剣を下に引きます。ノットを締め上げる前に、結び目直下の大剣をつまんで軽~くディンプルの基礎を作っておくと立体的なVゾーンを作りやすくなります。

大剣を下に引く際、根元ではなく先端を持って引き下げると自然なディンプルが作れます。ある程度ノットが締まったところでノットを右手で押さえつつ左手で小剣を引いて首にフィットさせましょう。

Vゾーンをよりエレガントに見せるディンプル作りのコツ

 ディンプルとは、ネクタイのノットのすぐ下にできるくぼみのこと。平面的なネクタイの結び方は貧相なイメージを与えがちですが、Vゾーン全体を立体的に見せることで、優雅さを演出することができます。

 ネクタイを締める際、自然にできることもあるディンプルですが、毎回キレイに仕上げるには少々コツが必要です。大剣を引っ張る側の人さし指で中央にくぼみをつくりつつ、親指と中指でその指をネクタイの生地で挟むようにしながら締めると、綺麗なディンプルがつくり出せます。

並木さんが教える正しいシャツ選び

 正しいスーツスタイルには、正しいシャツも不可欠だと並木さんは指摘します。

 「ネックサイズのゆるいシャツを着ている人が、残念ながら多いように感じます。それでは首元も美しく見えないし、ネクタイのノットも崩れがち。シャツのトップボタンを留めて指が1本入るぐらいのサイズ選びを心がけましょう」とのこと。

【PROFILE】並木孝之さん(アイネックス 商品戦略部 部長)

ネクタイ業界のトップ企業であるアイネックス。同社商品企画の責任者である並木さんは、ネクタイのみならず、シャツに関しても幅広い知識を持っています。

最終更新:9/15(日) 21:25
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