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中村匠吾、26歳最後の日の激走 大学時代からのライバル「BIG4」撃破できたワケ

9/15(日) 14:08配信

THE ANSWER

試合後の会見で回顧「4強が注目され、逆にプレッシャーなく挑めたのがよかった」

 マラソングランドチャンピオンシップ(MGC・明治神宮外苑発着)が15日に行われ、30人が出場した男子は中村匠吾(富士通)が2時間11分28秒で1位となり、2位の服部勇馬(トヨタ自動車)とともに東京五輪に内定。日本記録保持者の大迫傑(NIKE)は終盤で競り負け、3位となった。残り1枠は今後3つの対象大会で争われる。

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 会見に出席した中村の主な一問一答は以下の通り。

――感想を。

「MGCの出場権を獲得して1年半、よかったこと、うまくいかなかったことあった。いろんな方に支えられて今日まで来て、ベストなパフォーマンスをできたと思う。ここから1年、精一杯頑張りたい」

――最後に勝負を仕掛けた判断について。

「40キロ付近で仕掛けるのがベストかなと。特にどこで仕掛けるかは決めていなかったけど、余裕を持って坂で仕掛けられた。自信を持っていた。予報ではそこまで気温は上がらないと。暑さに強いのは強み。42キロで7、8月は東京で何回か練習した。設楽さんが仕掛けて2分以上開いたけど、焦ることなくスパートかけて自分のタイミングを見極めて走れたのではないか」

――終盤に大迫と並んだ時は。

「ラスト1キロに追いつかれた時は焦りもあったけど、試走した時にラスト1キロがポイントになると思っていた。うまく余力を残して仕掛けられたので、予定通りのレースだったのかなと思います。体調自体はよかったので、勝負所を見極めるだけだった」

――設楽悠太が大逃げで前に出た時の心境は。

「記者会見でも言ったいたので、ある程度速いレースになると思っていた。誰かついていくのかなと思って、冷静に見ていた。後半勝負と思っていたので、最終的な42キロ勝負だと思っていた」

翌日が27歳の誕生日「自分自身に一番の誕生日プレゼント」

――地元・三重からも応援に来ていた。

「高校時代に一緒に汗を流した選手たちが声援をくれて力になった。それ以外にも三重から応援に来てくれた。東京五輪もこうやって来てくれると思う。これからマラソンを通して三重県の人たちに見てもらえたら」

――今日が26歳、最後の日。

「そうですね。え~っと、レース前に記者さんにいい誕生日を迎えたいですねって声をかけてもらって意識する部分があった。26歳をいい形で終えたいのと、明日の27歳をいい形で迎えたいと思っていた。自分自身に一番の誕生日プレゼントになった」

――なぜ、暑さに強いのか。

「特に科学的に何か調べたわけではないけど、夏の練習でも昔から大崩れしたことがない。毎年、8、9月に体のピークを迎えられる。そういう自信もあった」

――大迫、設楽、井上大仁、服部勇馬の4強は大学から意識していた。まとめて倒した。

「4強の選手たちが注目されているなかで、逆にプレッシャーなく挑めたのがよかった。同世代が頑張っている中で自分もと思っていた。そういう選手に勝てたのは、これから自信にしていいのかなと思います」

 今後は「MGCファイナルチャレンジ」として残り1枠を懸け、男子は日本記録より1秒速い設定タイム2時間5分49秒を切った最上位者が内定。同タイムを切った選手がいなければ、今レースの3位選手が代表となる。対象大会は、12月の福岡国際、来年3月の東京、同3月のびわ湖毎日。女子の設定タイムは2時間22分22秒、対象大会は12月のさいたま国際、来年1月の大阪国際女子、同3月の名古屋ウィメンズ。

THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada

最終更新:9/15(日) 17:15
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