ここから本文です

25歳が副業で月50万円。継続すれば本業にもメリットが

9/15(日) 8:46配信

bizSPA!フレッシュ

 サラリーマンという言葉が生まれて以来、これほどまでに将来不安が膨らむ時代があっただろうか。終身雇用が崩壊し、大企業では40代半ばでの早期退職募集が続出。さらに「老後2000万円問題」に象徴されるように、定年後など悪夢しか描けないような状況だ。

「ひとつの会社に身を捧げる」といった価値観とは無縁の若手社員のなかには、入社後すぐに副業を始める人も。その姿から、これからの時代に求められる生き方を改めて考えてみよう。

リスクを冒さず人生を前進。いい成果はいい過程が生む

「やりたいことをするのって後悔せずに生きるための手段だなと思っていて。それを探すのは難しいですけど、逆に『やりたくないことを見つける』ようにしたら、現実的な副業の道筋が見えてきたんです」

 そう語るのはウェブマーケティング企業勤務の傍ら、自身の運営するサイト「ブログカレッジ」で副業や働き方をテーマに情報を発信する國富竜也さん(25歳・年収550万円)だ。ブログ経由のアフィリエイトと広告収入で、毎月約50万円を稼いでいるという。

「朝は5時半に起きて出社までの時間にブログを執筆。通勤や隙間時間にも記事の企画や構成を考えています。18時に会社を出て帰宅して、20時半までに食事など済ませて23時までまた副業といったルーティンです。会社は副業OKなので、定時以外は副業にフルコミットできています」

 毎日3~4時間は必ずブログに充てるという國富さん。けっこうな労力に感じるが、続けていてしんどくなることはないのか?

「大学時代に採用サービスを手がけるIT企業でインターンをしていて、そこで『過程を楽しめなかったらいい結果は出せない』ということを学びました。僕はもともと幸せや人生についてなど哲学的なことを考えるのが好きなので、ブログで発信すること自体が楽しいんですよ」

スキルアップに伴って本業の評価、給料もアップ

 プロセスにも楽しさを感じられていることが継続を生む。こうした副業の経験が本業にも好影響を及ぼしているという。

「本業のSEOコンサルとも重なる領域だし、スキルアップとそれに伴って評価も上がって給料もアップしました。最初は会社から学ぶばかりでしたが、今では本業に還元できている実感があります」

 では、十分な収入がありながら会社員を辞めないのはなぜかと聞けば、5つの理由を挙げる。

「1つ目は僕の場合、本業あっての副業だからです。本業で得た知識をブログで記事にしていますし、それがないと成立しない。2つ目は『サラリーマン×副業』の絶対的なブロガーがまだいないところです。motoさんが有名ですが、彼の場合は、どちらかといえば転職というテーマのほうが強い印象なので。3つ目は企業でしかできない大規模な実験ができる点。4つ目は安定した収入。そして5つ目が『副業ビッグバン』です。

 これからは終身雇用制度の崩壊で国が自助努力を促すなかで、今以上に優秀な人材で副業をする人が増えていくのは確実です。そう考えると、今の実力で独立しても彼らが相手ではとても敵わない。まだまだ会社で仕事の質を高める必要があると思っています」

 とはいえ、「ゆくゆくは趣味や家族と過ごす時間も大事にしたいので、5~10年先には独立もありえる」と、國富さん。彼の信条は「リスクを冒さずに、人生を変える」。現代の若者たちの一つの理想的な生き方と言えそうだ。

國富さんの野望「リスクヘッジの選択肢を増やして家族と暮らしつつ働く環境を築く」

― 脱・会社[副業リーマン]の野望 ―

bizSPA!フレッシュ 編集部

最終更新:9/15(日) 8:46
bizSPA!フレッシュ

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事