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チョ・グク任命のウラに金正恩の影

9/16(月) 12:51配信

Japan In-depth

【まとめ】
・文大統領が民意を無視して疑惑まみれのチョ・グクの任命強行。
・チョ・グクを批判していた北朝鮮が一転、チョ・グクを高く評価する論評。
・奇妙な一致に「チョ・グク任命強行の裏に金正恩の意向」との分析も。

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不適切な奨学金受給と不正入学、息子の兵役逃れ、妻の私文書偽造と親族の資産隠し、家族ぐるみの不透明な投資ファンドなど、さまざまな疑惑が玉ねぎの皮をむくように飛び出すことから“タマネギ男“と称されたソウル大学教授・チョ・グク、(54)を文在寅大統領は9月9日午前、法務部長官に任命した。今回の任命で文大統領が国会聴聞会を無視して任命した長官級以上の高位公職者は22名となった。

■チョ・グク強行任命の狙い

従北政権20年執権と南北連邦制の実現、そして大統領退任後の身の保全、これが文大統領を動かしている行動指針だ。この指針に従って彼は、自由民主主義を死守しようとする保守勢力を壊滅させ、国家保安法の撤廃と南北連邦制を合法とするための改憲を推し進めている。 

そのために去る4月29~30日の国会政治改革特別委員会と司法改革特別委員会において、1.選挙制度改革案(準連動型比例制)と2.高位公職者非理(不正)捜査処法(公捜処法)、そして3.検察・警察捜査権調整のための刑事訴訟法改正案が迅速処理対象案件(ファーストトラック)に指定された(ファーストトラックに指定された法案は、一定時間が過ぎると、必ず本会議で表決をとらなければならない事になっている)。

この諸法案実現のための人事として、朴槿恵政権潰しの1等功臣、尹錫悦(ユン・ソンヨル、58)を「ごぼう抜き人事」で大検察庁(最高検察庁)トップに据え、体制転換を主導するキーマンとして社会主義革命を主張するチョ・グクを法務部長官に任命した。

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最終更新:9/16(月) 12:51
Japan In-depth

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