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救ってくれたのは同じ悲しみを経験した犬仲間と今の愛犬【愛犬との別れ、ペットロス体験記】

9/16(月) 11:03配信

サライ.jp

文/鈴木珠美


愛犬が天国に旅立ち、辛いペットロスを体験した飼い主さん。それぞれどのようにペットロスと向き合ってきたのでしょうか。

【CASE1】救ってくれたのは同じ悲しみを経験した犬仲間と今の愛犬

10年ともに過ごしてきた愛犬を亡くした舞子さん(仮名)は、愛犬が亡くなった当初、自分でも想像していないほどの辛い日々を送ることになりました。「愛犬は重い病気になったこともなく元気いっぱい。ですからまだまだ長生きすると思っていたんです」。

ところが舞子さんの予想とはうらはらに、突然愛犬の死はやってきたのです。「夜中に少し吐いたのですぐに動物病院に連れていったのですが、そのまま容態が悪くなって」。あまりの突然のことに舞子さんはその現実を受け止めることができませんでした。

愛犬が亡くなった日は仕事に行くこともできず、泣き明かしました。翌日から会社には行ったものの仕事に集中できず終い。そんな状態が1週間ほど続き、日に日に元気がなくなっていく舞子さんの様子を心配した、友人や会社の同僚からも温かい励ましの言葉を受け取りました。

「それは大変だったね、寂しいね」
「早く元気になってね」

ありがたく言葉は受け取ったものの気持ちは晴れることがなく、1か月が過ぎても愛犬と同じ犬種の犬を目にすると涙がふいにこぼれたそうです。泣いちゃダメと思う前に涙が勝手にあふれ出てしまい、制御することができなかったと舞子さんは言います。

最初は心配していた友人や会社の同僚も「まだ落ち込んでいるの? 早く気持ちを切り替えないと」というニュアンスの言葉に変わり、落ち込み続けている舞子さんに対して「ネガティブなことばかり考えているからだ、もっと前向きに考えないと」と、叱咤激励……、なかには叱責に近い言葉のように感じるものもあったそうです。

「私が悪いんだと思いました。いつまでもくよくよして、愛犬の死を受け止められないのは、自分が弱いせい。励ましてくれた周囲の人たちのためにも早く元に戻らないと、申し訳ないという気持ちでした」

ところが頑張っても、頑張っても気持ちは上がるどころか下がるばかりで、舞子さんは深い暗闇から抜け出すことができずにいました。

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最終更新:9/16(月) 12:39
サライ.jp

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