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日米地位協定の闇。米軍基地の「日本人警備員」の知られざる実態

9/16(月) 8:32配信

HARBOR BUSINESS Online

 警察官や自衛官など公務員以外で、日常的に銃に接する人がいる。在日米軍基地の警備にあたる日本人の基地従業員だ。彼らの証言から日米地位協定によって強いられる危険で不条理な労働の実態が浮かび上がった!

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兵士でもないのに爆弾のテストにも立ち会わされる

 5月に驚くべきニュースが列島を騒がせた。長崎県佐世保市の米海軍佐世保基地に勤務する日本人警備員が拳銃を携行したまま基地外の市道に出ていたことが判明したのだ。この日本人警備員は日米地位協定や銃刀法に違反するとして反対したというが、米軍は指示に従うよう強制。事態を知った防衛省も事前に基地に対して中止要請を出したが米軍側は無視した。

 言うまでもなく、日本で銃の所持が認められるのは警察官や自衛官など取り締まり当局に所属するごくわずかな者に限られるはずだ。米軍基地の日本人警備員とはいったい、どんな職業なのか。かつて沖縄の米軍基地で勤務していた元警備員のA氏(80代)は言う。

「こちらでは『ガード』と言うのですが、正式名称は『Japanese Security Guards』で基地従業員です。基地従業員の雇用形態は大きく3つに分かれ、物資の基地間移動や建物のメンテナンスなどを担当する『MLC』、軍人・軍属向けサービス業に従事する『IHA』、船員として働く『MC』です。ガードはMLCに該当します。米軍基地の警備という任務自体、極度の緊張を強いられますが、拳銃の所持を強いられるのも精神的なプレッシャーになる。精神的に病んで職場を去る人も多いですね」

 日本にある米軍基地の約7割が集中し、基地で雇用される機会の多い沖縄では働き口のひとつとして広く知られているという。

「ベトナム戦争が激化した’60年代には、キャンプ内の射撃場で何百丁もの銃を試し撃ちし、銃の“癖”をチェックしたこともある。爆弾を落下傘に装着した兵器があり、ちょうど地上10mで爆発するよう、米兵がテストするのですが、そのときも立ち会いをさせられた。危険と隣り合わせの仕事でした」

 実弾を込めた銃を持たされたA氏に米軍人の上司は「逃げようとする者は、構わず撃っていい」と厳命していたという。

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最終更新:9/17(火) 11:06
HARBOR BUSINESS Online

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