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自身の苦戦に驚いた羽生結弦。「ぜんぜん引退しないです」と明言

9/16(月) 14:57配信

webスポルティーバ

カナダのオークビルで開催された、オータムクラシック最終日の9月14日。フリー本番を前に、午前10時過ぎから行なわれた公式練習で、羽生結弦は4回転ループに苦しんでいた。

羽生結弦が華麗に舞う!ファンタジー・オン・アイス2019 フォト・ギャラリー

 フリーの冒頭に入れる予定のこのジャンプは、練習を始めてすぐに3回転を跳び、次に4回転を跳んだが、着氷が乱れた。その後は1回転になったあと、4回転を跳べたものの極端に尻が下がる着氷になると次の4回転は転倒。5回目はパンクをして、1回転にとどまった。

 そこから単発の4回転トーループと3連続の4回転トーループをしっかり決めたが、次に跳んだトリプルアクセルは着氷でスリップして手をついてしまい、流れに乗り切れない。

 その後は短助走の4回転トーループを決めたあと、4回転サルコウを2回きれいに着氷するとループに戻り、4回転を跳んだ。そして少し場所をずらしてもういちど4回転ループに挑んだが、4回連続でパンク。その後の曲かけでは手を付く着氷になると、曲の終了とともに、観客席に挨拶をしてリンクから上がった。

 午後1時半過ぎからの演技前6分間練習では、あまり積極的にジャンプを跳ばなかった。最初に3回転ルッツを跳んだあとに4回転トーループと4回転サルコウを決め、2回ほど入りを確かめたあとで4回転ループ、さらに入りの確認を2回ほどやって練習を終えた。

 羽生は、その6分間練習をこう振り返った。

「今朝の練習の時点で、最初の方はよかったのに、だんだん悪くなっていったので、一発だけに集中しようということを意識しました。それが結果的にはよかったと思います」

 本番では、冒頭の4回転ループはしっかり回り切ったがステップアウト。前日のショートプログラム(SP)で転倒していた4回転サルコウも、回り切りながらもステップアウトするスタートになった。

「最初のふたつのジャンプでかなり無理をして耐えたので、その分の疲れはあったと思います」と羽生自身が話すように、そこから先は少しスピードの鈍った滑りになった。後半のジャンプでも、4回転トーループ2本とトリプルアクセルからの連続ジャンプの3回転トーループが回転不足となる思わぬ結果。結局、得点は180.67点にとどまり、圧勝したとはいえ合計得点は279.05点だった。

「ここまでループであまり苦戦していなかったので、ちょっとびっくりしました......。そのために4回転ルッツの練習もしているので、それを入れようかなとちょっと考えました。でも、公式練習から試合までの時間が普通の大会に比べれば全然短くてケガのリスクもあったので、『今日はルッツではなくループで、とりあえず形としてまとまればいいな』と思ってやりました」

 昨年のグランプリ(GP)シリーズフィンランド大会では、会場に入ってから調子のよかった4回転ループが跳べなくなった。3月の世界選手権でも、柔らかい氷に苦しんで同じ状態になっていた。練習拠点のトロントとは違い、エッジが効きづらい氷だったためだ。

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最終更新:9/16(月) 14:57
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