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「出張先での不倫中にベッドで死亡」 フランス人男性に労災認定!

9/17(火) 18:00配信

クーリエ・ジャポン

最大で給与の80%支給!

出張中に不倫し、ベッドの上で心臓発作を起こして亡くなった男性に、労災を認定──そんな衝撃ニュースが世界を駆け巡っている。

だが、ことが起きたのはフランスでの話、といえば納得だろうか。2013年、フランスの鉄道建設会社TSOで働くグザビエ・Xという名の男性(苗字は非公表)が、同国中部へ出張に行った。エンジニアである彼は、出張先で出会った女性の家で“行為”におよんだ後、心臓発作を起こして死亡した。

そして2019年9月、パリの裁判所がこれを労災と認める判決を下し、TSOに対して遺族へ補償するよう命じた。遺族はグザビエが定年したであろう年齢まで、グザビエが受け取るはずだった給与の最大80%と、年金の一部を受け取ることになる。

元大統領もエリゼ宮で…

英紙「タイムズ」によれば、労災が認定された主な理由は、次のようなものだった。

「性行為は、シャワーを浴びたり食事をしたりするような日常生活の一部だから」

なんともフランスらしい判断といったところだろうか。同国の労働法では、雇用主が反証できない限り、こうした従業員は出張の全期間、労働に従事しているとみなされる。裁判所は、グザビエが職務をサボったことをTSOが証明できなかったと指摘した。

この報道に対し、ネットでは第7代仏大統領(第三共和制)のフェリックス・フォールの死亡の話題が再燃しているという。フォールは1899年、大統領官邸であるエリゼ宮で、ミストレスと密会中に脳梗塞を起こし、急死してしまったのだ。

アメリカは仰天

また、アメリカでは驚きの声が上がった。たとえば米誌「ニューヨーク・マガジン」は、自国の労災ケースを引き合いに出し、いかに自分たちが恵まれていないかを訴えている。

2015年、アラバマ州で食肉加工場の従業員が作業中に片腕を落としてしまったとき、補償金は4万5000ドル(約486万円)のみだった。またアメリカでは、通勤中の事故が労災認定されるケースも、国際的な標準と比べてはるかに低いのだという。

記事では、このフランスの判決によって「アメリカ人は労働者の権利のためにもっと戦うべきだ、と励まされる」と締めくくっている。

COURRiER Japon

最終更新:9/18(水) 20:43
クーリエ・ジャポン

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