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新しい眺めとランタンと 帰ってきたオークラでティータイム

9/17(火) 17:34配信

オーヴォ

 プレステージタワーの正面玄関を入ると、懐かしい感じさえする。豪華な秋のアレンジメントを優しく照らすあのオークラ・ランタン。右手に見えるロビーは、本当にあの時のままだ。オープンしたばかりのホテル・オークラ改め、The Okura Tokyoに行ってきた。

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 モダニズム建築の傑作といわれ、4年前の取り壊しの時は署名運動まで広がり惜しまれたオークラの本館。多くの人が親しんだそのロビーは、当時のままの姿で戻ってきた。古墳時代の飾り玉を模したという切子玉型のランタンを見上げて写真に収めている人が多く、かつてのオークラを知る人々をつなぎとめているのが分かる。メザニン(中二階)も、梅の花に見立てたテーブルと椅子も、四弁花紋も世界時計もそこにある。

 広くなった客室をはじめ、“最高級ホテル”として再生した施設の数々はすでに多数紹介されているから、オークラの新しい眺めといえる41階のバーラウンジ、スターライトでお茶の時間を過ごしてみた。今までのオークラにはなかった高層階からの眺めだ。

 シャンパーニュやワイン、カクテル、ウィスキーなどアルコールは言うに及ばず、お酒はさほど飲めないけれど、ランチやおやつを景色とともに楽しみたい、という人にも最適だ。午後2~4時まで「パティシエズ・テーブル」(4,200円 税・サービス料別)というデザートプレートを楽しめる。四季を表現したスイーツの数々は、ブドウのゼリーとスダチのマカロンからスタート。リンゴの塩キャラメル風味、イチゴとフランボワーズのタルト、マンゴーのエクレアと続き、締めはモンブランプレートだ。しっかり昼食をとってしまうとかなりきつい、たっぷりしたボリューム。トリュフソースがついたフライドポテトをランチ代わりにして、このデザートでも十分かもしれない。

 窓側の席もゆったりソファーにローテーブル。「お天気がよければ富士山も見えます」という遠景の眺めに、新しいオークラを実感できる。前回の東京五輪を前にオープンした旧本館。そして来年の五輪を前に帰ってきた新しいオークラ。時代の変わり目をちょっとリッチに楽しめる場所だ。

Text by coco.g

最終更新:9/17(火) 17:34
オーヴォ

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