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VUCA時代、教育現場に「変化」と「対話」を

9/17(火) 11:14配信

オルタナ

近年、テクノロジーの劇的な進化、世界経済のグローバル化などにより、社会はより複雑で予測できない時代になってきています。この近代以降のパラダイムは「VUCAの時代」と言われています。ビジネスや組織、様々なシーンで「従来のあり方」が揺れているなか、若い世代の子どもたちは新たな生き方を模索しています。「教育の再定義」をミッションに活動するNPOに話を聞きました。(JAMMIN=山本 めぐみ)

中高生を対象にプログラムを実施

チャリティー専門ファッションブランド「JAMMIN」(京都)は、「青春基地」と1週間限定でキャンペーンを実施し、オリジナルのチャリティーアイテムを販売します。「JAMMIN×青春基地」コラボアイテムを買うごとに700円がチャリティーされ、PBLを学校現場に届けていくための資金となります。

NPO法人「青春基地」(東京)は、公立学校に焦点を当て、これからの新たな学校のあり方を模索していくために公立高校の学校改革に取り組んでいます。

活動のコアとなるのが、に「PBL=Project Based Learning(プロジェクト・ベースド・ラーニング)」と呼ばれるカリキュラム。

「対話を通じて、一人ひとりが興味関心をもとにプロジェクトを企画し、実際にアクションすることで生まれる出会いと経験の中で学ぶのがPBLです」と語るのは、団体代表理事であり、東京大学教育学研究科修士課程で学ぶ石黒和己(いしぐろ・わこ)さん(25)。

「生徒たちが学校から与えられた課題をこなし、定められた『正解』に向かう従来の教育のあり方ではなく、本人の好きなこと、やってみたいことを通じて人や世界・社会と関わり、その中で成長し、未来を描いていく。そんな教育のあり方を実現するために、学生から、クリエイター、企業の組織開発や人事を担う社会人まで、多様な人と協働しながら試行錯誤を進めています」

「従来のように与えられたゴールに向かって一つひとつ課題をこなして階段を登っていく『準備』としての教育ではなく、対話や経験を通じて、クルクルと渦を巻きながら、その都度上がったり下がったり、ある時にはパッと飛躍するスパイラルのように『今ここ』で学び、感じ、考えながら、常に探り続ける過程こそが未来につながると思っています」

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最終更新:9/17(火) 11:14
オルタナ

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