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絶対パワーの追求は終焉?! 日産GT-Rのチューニングは扱いやすさがトレンド

9/17(火) 7:30配信

Auto Messe Web

ショップ連合体RH9が語る35型チューンの最新事情

 日産が世界に誇る国産スポーツカーGT-R。そのレースでの高い戦績などもあり、歴代モデルのオーナーはエンジンのパワーアップなど、“速さ”を追求するカスタマイズを求める傾向があった。特に、1990年代にはチューニングは流行。R32型、R33型、R34型の第2世代と呼ばれるGT-Rでノーマル280psを大きく上回る600~800ps、サーキット仕様などでは1000ps超を発揮するエンジンチューニングを施す強者も数多くいたのだ。では、現行のR35型GT-Rではどうなのか? 日産GT-Rの祭典・R’s meeting2019(9月14日・富士スピードウェイ)に出展したチューニングショップの方々に聞いてみた。

日産GT-Rの35型がベースのチューニングカーが勢揃い【画像】

パワー特性に実用域の扱いやすさを求める

 今回お話をお聞きしたのは、国産車を中心に長年チューニングを手掛けているショップの協同組合RH9合同ブースに出展した方々だ。

 まず、福井県を拠点とするフェニックスパワー代表の横山氏によると、「以前のようにR35GT-Rでエンジン内部までイジって、1000ps超という絶対的なパワーにこだわる方は減りましたね」という。

 「特に、前期型のお客様には最高出力は800ps程度までにし、その分街乗りなど実用域でのトルクが欲しいという方が増えました。高速域ではパワーの伸びはなくても、元々GT-Rは十分速いし、サーキットなどに行かない限り出せる場所はないということですね」

 「そういう意味では、最近ブリッツが出したR35GT-R用のボルトオンターボシステム(4862GTR-700R)は、市場のニーズにマッチした商品といえるでしょう。信号からのスタートやコーナーでの立ち上がりなどを重視した味付けは、弊社でも装着したお客様から好評です。パワーより乗りやすさ、そういったニーズが今のトレンドですね」。

ブレーキなど足まわりのチューンが増えた

 宮城県のプロショップ スクリーン代表を務める千葉氏も、はやり「とくかくパワー」というユーザーは減っているという。代わりに、GT-Rでも前期型(2007年~2017年)だと生産されて10年以上経つ車体もあるため、「ブレーキなどをリフレッシュするニーズが増えています」という。

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最終更新:9/17(火) 7:30
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