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クラブとして世界に挑戦する意味 永井雄一郎が語るUCLとACL

9/17(火) 15:19配信

footballista

2019-2020シーズンの開幕を迎えるUEFAチャンピオンズリーグ。欧州を舞台とした世界最高峰の戦いはこれまでも数多くのドラマを生み出してきた。クラブとして国際試合を戦う魅力や意義を今シーズンからDAZN「Football Freaks」で欧州サッカーの解説も務める永井雄一郎氏に聞いた。レッズ時代のACL経験も振り返りながら、語られた言葉にはまだ現役時代の熱量が残っていた。

インタビュー・文 玉利剛一(footballista編集部)
写真 鈴木奈保子

PSGの魅力

――UEFAチャンピオンズリーグがいよいよ開幕します。昨シーズン、解説者として初めて1シーズンを通じてご覧になられて改めて発見された魅力はありますか?

 「国際試合なので色んな種類のサッカーが表現される点がまず面白いですよね。あと、同じ国際試合でも代表は一緒に練習する時間が限られているのでやりたいサッカーが出来ないこともありますが、クラブではそれが十分に表現されます。最も完成度が高いサッカーを観ることが出来るのがチャンピオンズリーグだと思います」

――今シーズン、注目しているクラブはありますか?

 「昨シーズンに優勝予想をしたPSG(パリ・サンジェルマン)です。チームとしてハードワークを行った上で、選手個々の自由も感じさせてくれる。規律が徹底されることの強みは否定しませんが、一方で個人のイマジネーションが見えるチームの方がワクワクします。僕は予想を覆されるプレーに惹かれるので。まあ、昨シーズンはあっさり負けちゃったのですが(笑)」

――そういう意味では個で魅せることができるネイマールのPSG残留は大きいですね。

 「ネイマールは気分にむらがありますが、守備のタスクをこなした上で攻撃では違いを出せる選手。チームの役割を果たすことだけに満足した時点で終わりなので、プラスアルファをいかに出せるか。チャンピオンズリーグはそれを出来る選手が多く出場しているので試合が面白くなることが多い」

――PSGはグループリーグにおいてレアル・マドリード、クラブ・ブルッヘ、ガラタサライと同じA組に入りました。

 「PSGは比較的楽なグループに入った印象です。レアルも現状、そこまでチーム状態が上がっているようには見えません。今シーズンは全体的に強豪クラブが分散しましたよね。昨シーズンのPSG、リバプール、ナポリが同グループになるような“死の組”がない……バルサ、ドルトムント、インテルのF組が少し難しいですか。D組(ユベントス、アトレティコ、レヴァークーゼン、ロコモティフ・モスクワ)もレヴァークーゼン次第で混戦になる可能性はあるかもしれませんね」

――今シーズンは日本人選手4名(南野拓実、奥川雅也、伊東純也、長友佑都)が出場します。

 「日本代表でも結果を出している南野選手は乗っている時期だと思うのでチャンピオンズリーグでどんなプレーを見せてくれるかは純粋に楽しみですね。(所属するザルツブルグは)リバプールやナポリと同組で厳しい試合になるとは思いますが、(昨シーズン戦った)ヨーロッパリーグでは自分の良さを発揮出来ていたので期待しています」

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最終更新:9/17(火) 15:19
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