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タイ、ベトナム、インドネシア、インド、成長著しいアジア4か国の3年後、10年後を予測

9/17(火) 7:04配信

@DIME

アジアで成長著しい国といえば、タイ、ベトナム、インドネシア、インドの4カ国。そこでインテージホールディングスは、各国における市場や生活者のニーズの変化を的確に捉えるため、「購入重視点」から抽出した、「エコ意識」「安心感」「快適性」を分析した。※グラフありの元記事は下記同タイトルをクリックすることで見ることができます

その結果、4カ国の市場に共通しているのは「良好な景況感」「デジタル化」「生活の量と質の向上」「グローバル化」だった。「デジタル化」により、サービスが進化するだけでなく、ソーシャルメディアなどを通じて、多様な情報を得られる、発信できるなどのメリットが生まれる。そしてこれは、「グローバル化」につながる。

その結果、外国製を含めた良質かつ安価な製品が市場に流通し、「生活の量と質の向上」が進行。さらに、「良好な景況感」につながっていく、という動きだ。この動きから、4カ国に共通する変化の鍵として、「飽くなきベターの追求」「ストレスフリーの追求」、「時の重視(『時は金以上なり』の意識)」が浮かび上がってきたので紹介しよう。

4カ国に共通する「変化の鍵」
タイは高齢化社会に。介護・医療ニーズとともに「エコ意識」「健康意識」が上昇
タイでは現在、晩婚化と少子化が進行しており、消費の中心は「個」あるいは「子」に向けられています。この傾向は3年後も変わらないとみられる。高齢社会に突入することで、介護・医療に関わるニーズが上昇。多数を占める共働き世帯の需要により、ECやデリバリーサービスが介護・医療のサポートも担うと予測できる。



10年後には人口が減少に転じるとみられながらも、国力の衰退とはならず、東南アジアにおける商品・サービスの開発ハブとして存続。健康寿命を延ばすサービス・商品のニーズが増え、生活者の「エコ意識」「健康意識」が急速に高まると考えられる。

ベトナムで続く経済成長。生活水準が上がり、生活者に芽生える「エコ意識」
ベトナムでは経済成長に伴い、国民の所得が増え、生活水準が向上。しかし、3年後には経済格差がさらに拡大し、市場は「弱肉強食」の時代に突入するだろう。生活者は多様なニーズを満たすものを求め、「一人の時間・体験」を重要視するようになる、と推測できる。



不透明ではあるものの、海外投資やインフラ設備の充実などにより、経済成長は10年後も継続。生活水準の向上やデジタル化が生活者の「ゆとり」につながり、「エコ意識」も上昇すると予測。

インドネシアで市場競争が激化。個人志向の生活者が求めるのは「時短や便利」
インドネシアではデジタル化の進行により、スマートフォンが生活の中心となっている。買い物や移動など、関連サービスの競争は激化。この傾向は3年後、さらに進むと予測。加えて、都市部を中心に生活者が「個人志向」に変化し、より「時短や便利」を求めるように。



人口増加や経済成長が進む一方、10年後の市場動向は不透明です。しかし、生活者の間では「エコ意識」や「エシカル(倫理的)意識」が高まり、環境や社会貢献が重視されると考えられる。

インドは安定して成長。生活者の間で高まる「健康意識」「安全意識」
インドでは現在、スマートフォンを中心としたサービスが広く生活者に利用されている。この傾向は今後も加速し、多様なサービス領域で「リープフロッグ現象」が起こるだろう。安定した政治背景の下、3年後も市場は引き続き成長し、生活水準の向上に伴って生活者のニーズは多様化しそうだ。



10年後には、莫大な人口を支えるための生活インフラの課題、社会問題を、ビジネスを通じて効率的に解決する動きが広がると予測。また、生活者の健康志向が進み、「健康意識」「安全意識」が高まると考えられる。

この調査は、交通や家電、ITサービスなどの業界に精通する各国の有識者にインタビューし、独自の分析により、3年後、10年後の市場や生活者に起きる変化を予測したものになる。

調査概要
調査方法:有識者インタビュー
調査対象国:タイ(バンコク)、ベトナム(ホーチミン)、インドネシア(ジャカルタ)、インド(デリー)
調査対象者:マネジャー級以上の各業界勤務者、または有識者
インタビュー数:一カ国当たり6人
調査期間:2019年1~3月
調査内容:現在、3年後、10年後の市場・生活者に関して
調査実施機関:インテージ・タイ、インテージ・ベトナム、インテージ・インドネシア、インテージ・インド

構成/ino

@DIME

最終更新:9/17(火) 7:04
@DIME

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