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米国大型クルーザー編[2019新車走評]カテゴリー別“試乗インプレッション”大図鑑 #12

9/17(火) 12:44配信

WEBヤングマシン

本場の伝統と革新が交錯する新展開に注目

「俺たち、国土広くて直線メインだから、ワインディングとかあんまり関係ないし」そんな思いが見え隠れしていた本場アメリカのクルーザー界。しかし、そんな時代が変わろうとしている。伝統のスタイルを受け継ぎつつも、マジメにハンドリングを追求したモデルたちが続々と登場しているのだ。これまでレースにしかいなかったコーナー攻め攻めのハーレーなんて、ちょっと前まで予想外!

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王者ハーレーもうかうかしてられない

クルーザーの本場、アメリカでは長らくハーレー・ダビッドソンが君臨していた。そんなところに復活を遂げたのが、米国最古のブランド、インディアン・モーターサイクル。イチからやり直しはじめたインディアンだが、母体となるポラリスの高い技術力を背景にスカウトやチーフテンなど、スタイルだけでなく走行面でもマニアを唸らせる性能を見せつけた。そして2019年モデルでは新基軸のFTR1200も発表。その勢いは止まらない。

そんなインディアンや日欧メーカーが送り出してくる21世紀クルーザーに、王者ハーレーも大改革をスタート。ソフテイルとダイナシリーズを統合したり、4バルブの新エンジンを投入したり、そしてこれまでは「俺たち国土広いからワインディング関係ないし」的だった運動性能の面でもマジメに追求を始めた。ファットボブやストリートロッドのようにコーナーに積極的に切り込んでいく、そんな新しいハーレーも見られるのだ。

HARLEY-DAVIDSON SPORTSTER Iron 1200[’70’s風リバイバル]ブームに乗った

HARLEY-DAVIDSON SPORTSTER Iron 1200■空冷 1202cc 9.7kg-m 256kg 12.5L シート高735mm ●136万9200円~

昨今のリバイバルブームに乗って’70年代風レインボーカラーを身にまとい登場。スポーツスターファミリーでも人気の高いアイアン883をベースに、大胆すぎるほどアップライトなハンドルでチョッパー然にカスタムしながらも、ソロシートやビキニカウルでカフェレーサーのテイストも持ち合わせるのが面白い。エンジンは1202ccで100km/h巡航を5速/2300rpmでこなす。フロントに19インチの細身なタイヤを履くアイアンはヒラヒラした軽快なハンドリングで、旧車然とした後輪荷重の操作フィール。前後サスペンションはローダウンされているものの、昔ながらのスポーツスターの面影が残り、アグレッシブさは失われていない。

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最終更新:9/17(火) 12:44
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