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残念な思考法を脱ぎ捨て、今日、最速のOODAループ思考に入門してみよう

9/17(火) 6:00配信

ダイヤモンド・オンライン

 OODAループはアメリカ軍で世界の兵法や戦略理論を研究した成果をもとに開発され、シリコンバレーの起業家を中心に、アメリカのビジネスエリートに活用されるようになった思考法です。変化の激しい時代に速く的確に行動するために必要な知的技術と言えます。OODAループ第一人者の戦略コンサルタントが、日本人のためにわかりやすく、実践しやすいマニュアルとして解説したのが、『OODAループ思考[入門] 日本人のための世界最速思考マニュアル』です。本書のウェブ版である本連載ではポイントだけを、よりコンパクトに紹介します。

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● だから、あなたは先を越される

 会議で発言しようとしていたことを、ほかの人に先に言われてしまう。
お客さんのペースで交渉が進んで、いつの間にか値引きかサービス追加の二者択一を迫られるハメに……
今の仕事に限界を感じているのに踏ん切りがつかず、転職を先延ばしにしているうちにチャンスを逸してしまった。

 そんな経験はないでしょうか? 実はこれ、日本人の残念な思考法に原因があります。

 よく考えてから行動しなさい。思慮深い人になりましょう。ほとんどの日本人が、親や教師からそう言われて育ちます。

 刷り込みというのは恐ろしいもので、何かを選んだり決めたりするときに確信が持てず、間違っているのではないか、もっとほかに選択肢があるのではないかと考えをめぐらせる――日本人にとってはごく普通の思考スタイルが、先ほどのような残念な結果をもたらしている可能性があります。

 なぜそんなことが起きるのか。それは、じっくり考えているようで、判断と行動を先送りしているに過ぎないからです。

 考えているふりをして、何も決めず、動かない。

 そうしている間にも周りの環境や条件はどんどん変化していって、自分だけが取り残される。何だかいまの日本の残念な状況を言っているようでもあります。

● アメリカ軍とシリコンバレーに選ばれた最速思考法

 今ほど、スピードと柔軟性が大事な時代はありません。

 どんな技術も画期的なアイデアも、1日でも早く試したほうが勝ち。おいしいところを全部持っていかれて、2番手以下はおこぼれにあずかるのがせいぜいです。
多少の失敗も想定の範囲内。問題を修正して、すぐにまた次のバージョンを出す。この変なこだわりのない柔軟性が成功を引き寄せます。

 何もベンチャーの話とは限りません。あなたのまわりにも危なっかしく見えるのに、結局うまくいっている人がいるのではないでしょうか。
彼らに共通しているのは、判断と行動を先送りせず、その場その時で決めて、動いていること。

 つまり、日本人の残念な思考法とは無縁なのです。

 生きたいように生きて、たどり着きたい場所にたどり着くには、スピードと柔軟性が欠かせません。
そのためには日本人にありがちな残念な思考スタイルを脱ぎ捨て、新しい思考法を身につける必要があります。

 それが、OODAループ思考です。

 アメリカをはじめとする世界中の軍隊や、シリコンバレーのビジネスエリートがこぞって使う世界最速の思考法です。

 O:みる(Observe)
O:わかる(Orient)
D:きめる(Decide)
A:うごく(Act)
L:みなおす(Loop)

 OODAループ思考を身につけるにはいくつか覚えていただくキーワードがありますが、まずはこの4つだけを頭に入れてください。「みて→わかって→きめて→うごく→みなおす」。きわめて自然で普通の思考の流れですが、これが最速思考法「OODAループ思考」の基本になります。

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最終更新:9/17(火) 6:00
ダイヤモンド・オンライン

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