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4カ月の育休で見えた妻の「謎の不機嫌」の正体

9/17(火) 6:10配信

東洋経済オンライン

 家に帰宅した瞬間に、不穏な空気が漂っている。妻がなぜか不機嫌で、声をかけても返事がない。気を使ってそっとしておくと、こちらにわかるように大きなため息をつく。「何か自分が悪いことをしたかな」と思ってその理由を聞くと、余計不機嫌になる……。

【イラスト】「タッパー神経衰弱」とはいったい?

 こうした妻の「謎の不機嫌」に直面したことがある男性は、数多く存在しているのではないでしょうか。私自身もその謎に直面していた1人です。しかも、考えれば考えるほど、謎は深まるばかり。しかし、ある出来事を機に、その謎の正体にたどり着いたのです。その出来事とは、広告会社在籍時に取得した4カ月半におよぶ育児休暇です。

 仕事で疲れた夫と、家事育児にストレスを抱える妻。一度は愛し合っていたはずの2人がいつの間にかすれ違い、心の距離が開いた末に生じた「謎の不機嫌」を解消するためには、どうすればよいのでしょうか。キーワードは「名もなき家事」。私の経験を基に解説していきたいと思います。

■家事育児ストレスの深すぎる闇

 私が育休を取得したきっかけは、「育休、取るんだよね?」という妻の言葉でした。取るかどうかを話し合うのではなく「取る」ことを前提にした圧。実際、里帰りをせずに2人で暮らす街で出産することを決めていた私たちは、2人で子育てをはじめることになります。そのため、いわゆる「ワンオペ育児」を強いるのも心苦しいと感じ、育休を取ることを決意しました。

 しかし、当時の私は、広告業界の最前線で働くコピーライター。皆さんがご存じのところですと「世界は誰かの仕事でできている。」(ジョージア)や「バイトするなら、タウンワーク。」といったキャッチコピーを書いていた時期で、多くの大手企業を担当していました。

 周りを見回しても、男性で長期の育休を取得している人はほぼ皆無。子どもが生まれてから年度末まで4カ月間の育休を取ると宣言しても、誰からも信じてもらえない状態でした。そのため、職場のホワイトボードに「梅田 11月~3月まで育休」と赤ペンで書いて、本気度を表明したことを覚えています。

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最終更新:9/17(火) 6:10
東洋経済オンライン

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