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総面積は東京ドーム140個分、投資額は3000億円。トヨタがつくっている"愛知のニュルブルクリンク"に行ってきた!

9/17(火) 6:20配信

週プレNEWS

トヨタが今年4月に、愛知県に建設した巨大新テストコースを一部稼働させた。そこで、自動車ジャーナリストの小沢コージが現地で関係者をナマ直撃し、新テストコースも走ってきたぜ!

【写真】自然の地形を生かした高低差と、多くのコーナーを複合させたカントリー路

■次元が違いすぎる新テストコース
ビックリだぜ!

ウワサの"トヨタ・愛知ニュル化計画"をこの目で見てきたが、まさかココまで本気も超本気だったとは!

正式名称は、「トヨタテクニカルセンターシモヤマ」。トヨタの本拠地がある愛知県豊田市から車で約30分、12kmしか離れていない、岡崎市にまたがる山間部に巨大研究施設をつくり、その中に超過酷で知られているドイツのサーキット場「ニュルブルクリンク(以下、ニュル)」に似た高低差約75m、カーブ山盛りのテストコースを建設! 今年4月から一部が稼働し、そのすべてが動きだすのは2023年から。

確かにニュルは速度無制限のアウトバーンと並び、ドイツメーカーのクルマ造りを根本から支える虎の穴だ。日頃過酷なステージで鍛えているからこそメルセデス・ベンツ、BMW、ポルシェはスゴいのだ。



だからこそ「日本にもニュルを!」という声は90年代からあり、トヨタは北海道の士別(しべつ)に、ホンダも北海道の鷹栖(たかす)にテストコースをつくったが、それはニュルに似ているが、どこかヌルい日本の道だった。

しかし今やAIや自動運転でクルマ造りが根本的に変わると言われている時代だ。いまさらニッポンにガチのニュルをつくってどうすんの? と、オザワは思っていた。ところがだ。「トヨタテクニカルセンターシモヤマ」の取材会でオザワはたまげた。冒頭のプレゼンで豊田章男社長が動画メッセージでこうカマしてきたからだ!

「なぜこういう道が必要か。もっといいクルマを造るからです。道がクルマを造る。厳しい道をつくり、厳しい道を安全に走ることができるクルマ(を造る)、これこそがわれわれがニュルでずっとやってきたことなんです。これからのトヨタのクルマの造り方に、ぜひご期待いただきたい」

要するに、この愛知ニュル化計画は社長肝煎(きもい)りの大プロジェクト。だとすると、いったいいつ頃からこのプロジェクトは動きだしたのか。そこで、シモヤマの開発に深く関わっている走りの匠(たくみ)、トヨタの凄腕技能養成部の金森信明氏をねっちょり直撃してみた!

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最終更新:9/17(火) 6:20
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