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ブンデスリーガのスカウト戦略(1)ボルシアMGの予算規模・活動地域

9/18(水) 11:05配信

footballista

主要スカウティング地域は北欧からフランス・スイスへ

 RBライプツィヒにイングランドから若手選手がやって来たように、現在、欧州のトップタレントにとってブンデスリーガは魅力的なマーケットだ。それらブンデスリーガのクラブが、どの程度の規模の予算で動き、具体的にどの地域を狙っているのか、クラブごとの戦略を辿る。

 今回は、『transfermarkt』でメンバーの市場価格の総額推定リーグ5位のボルシア・メンヘングラッドバッハ(推定2億5700万ユーロ、約306億円)。ヨーロッパリーグ、チャンピオンズリーグの枠を争うチームの規模感が伝わるだろう。

 マックス・エベールがマネージャーに就任して以来、着実にブンデスリーガの上位クラブに定着したボルシア・メンヘングラッドバッハ。以前は、デンマーク代表のアンドレアス・クリステンセン(現チェルシー)、ヤニック・ベスターゴーア(現サウサンプトン)、スウェーデン代表のオスカー・ベントなど、北欧の選手をメインにスカウティングを進めてきたが、この数シーズンはスイスとフランス語圏の選手の獲得に力を入れているようだ。独紙『ビルト』がブンデスリーガクラブのスカウト部門の仕事ぶりを伝えている。

フランスの若手の関心はイングランドからドイツへ

 現在、チームの攻撃を牽引するアラサヌ・プレア、新加入アタッカーのマルクス・テュラム(フランス代表やパルマで活躍したリリアン・テュラムの息子)、それに加えて今季ドルトムントへ移籍したベルギー代表のトルガン・アザールもフランス語を話し、フランスのランスの育成機関で育っている。

 また、ブレール・エンボロ、ヤン・ゾンマー、ニコ・エルベディ、デニス・ザカリアといった主力のスイス代表勢も、ドイツ語を話すもののフランス語にも慣れ親しんでおり、ピッチ上のコミュニケーションに困ることはないようだ。

 エベールマネージャーは、「フランスの育成は際立っている。フランスの選手たちは、以前はイングランドに活躍の場を求めていたが、今はドイツのブンデスリーガの方にも目を向けている」と、欧州内の風向きの変化を敏感に読み取っている

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最終更新:9/18(水) 11:05
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