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健康オイル、何を選ぶ?|体に良い油の選び方

9/18(水) 6:06配信

サライ.jp

■オメガ3系を摂取するには

では、オメガ3系脂肪酸を効率的に摂取するにはどうすれば良いでしょうか? 健康オイルの代表格であるオリーブオイル、ココナッツオイル、ごま油などの油には、オメガ3系脂肪酸はほとんど含まれていません(もちろん、他の有益な成分を豊富に含んでいます)。オメガ3系脂肪酸を豊富に含んでいるのは、エゴマ油、アマニ油、サチャインチオイルなどです。エゴマ油、アマニ油も既にお馴染みの健康オイルだと思います。サチャインチオイルにはあまり馴染みがないという方もいらっしゃるかもしれません。このオイルについては後ほどお話しします。

■エゴマ油、アマニ油:独特な香りが苦手な人は精製タイプをチョイス

食用油は複数の種類の脂肪酸から構成されています。エゴマ油やアマニ油のオメガ3系脂肪酸の含有率は、約60%。オメガ3たっぷりの、健康に良い油です。では、この2つの油はどのように使い分けるのが良いのでしょうか? 結論から申し上げますと、2つの油の健康効果には大きな差はありません。成分の組成は、どちらも約60%のオメガ3系脂肪酸(α-リノレン酸)に次いで、オメガ9系脂肪酸(オレイン酸)を15%ほど含んでいます。オメガ9系脂肪酸は血中の悪玉コレステロールを減らす作用があり、こちらも健康に良い油と言われます。このように成分の特徴は似ているので、あとは風味の好みで使い分けるのが良いでしょう。エゴマ油もアマニ油も、魚のような独特な香りを持つと言われ、好き嫌いが分かれるかもしれません。アマニ油の方が香りや苦みがやや強く、少しクセがあると言われます。風味が苦手な方は、精製タイプを試してみるのも手です。一般的に、精製タイプは未精製タイプに比べて栄養素が減ってしまいますが、保存性が高まるという利点もあります。

■サチャインチオイル:加熱OKな点が汎用性抜群!

エゴマ油、アマニ油に次いでオメガ3系脂肪酸を豊富に含むのがサチャインチオイルです。サチャインチとは、アマゾンの熱帯雨林原産の木の実のことで、星のような可愛い形をしています。インカインチやグリーンナッツとも呼ばれます。ナッツの専門店など、サチャインチナッツを取り扱っているお店もあります。味はというと、少々青っぽく(青臭く)素朴な味で、コクやまろやかさはあまりありません。触感は少し固めです。サチャインチオイルの風味についても、青っぽい香り、さやえんどうやインゲン豆などの青い豆に似た香りなどと形容されることが多く、オメガ3系特有の魚の香りがあまり感じられないのが特徴です。

オメガ3系脂肪酸(α-リノレン酸)の含有率は約50%で、エゴマ油やアマニ油に引けを取りません。これだけでも十分に優秀な健康オイルと言えますが、サチャインチオイルの特筆すべき点は、加熱調理が可能であるということです。エゴマ油やアマニ油は熱に弱いので加熱は厳禁です。そのため、冷たい料理に使用したり、飲み物に入れたり、出来上がった料理にかけるといった使用法が適しています。エゴマ油やアマニ油を購入したものの、加熱ができないために日々の食卓の中でなかなか出番がない、とお悩みの方もいらっしゃると思います。その点、サチャインチオイルは加熱ができるのでオススメです。

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最終更新:9/18(水) 6:06
サライ.jp

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