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超高速充電器、実現の可能性 ― 電話は数秒、電気自動車は6分で充電できる方法の発見

9/18(水) 22:20配信

エスクァイア

 現在の技術で危険視されているのは、素早く充電しようとするとリチウム電池は異常発熱し、発火する可能性があることです。そのため従来の充電器は、ゆっくりと充電されているわけです。

 しかし、デバイスのスマート化や持続性などのニーズの高まりによって、そんなデリケートなバッテリー部分に関して、どうにか改良が加えられないかと「持続性」や「充電の素早さ」などにフォーカスした研究が、数年前より複数の企業によって繰り返し行われているのが現況です。

  そして今回、ケンブリッジの新興企業Echion Technologiesの研究者が、携帯機器のバッテリーを数秒で充電し、電気自動車のバッテリーをわずか6分で充電する方法を発見したと発表しました。

 現時点では、多くのことは発表されていません。というのも同社は、「もしこれが実用的であると判明した場合、過去数年の間でも稀に見る貴重な研究であるため、企業秘密として、その化合物を明らかにするつもりはありません」と発表してます。

 このコメントにも一部ヒントがあるように、今回の改良はバッテリー充電器そのものではなく、従来使用されているグラファイト粉末など材料の画期的な代替品を開発したのではないかと推測されています。それはまるでティンカー・ベルが持っていた、子どもたちがピーター・パンと一緒にネバーランドへと飛べるようにする魔法の粉のような…。

 また、さらに深く推測すれば、この研究で現在のところ最大の壁となっているのは、おそらくその有効性ではなく、「コスト面と生産量の難しさにあるのではないか?」とも懸念されています。

 しかしながらこのチームは、「2020年までにこのテストを完成させ、商品化する準備はできている」と断言しています。もし高速充電がかなえば、外出先やつい充電を忘れてしまった朝にも、重宝することは間違いありません! 

 とは言え、まだまだそんな期待を膨らませることは時期尚早かと思います。まずは、さらなる正確な情報が発信されることを期待するぐらいにしておきましょう。

最終更新:9/18(水) 22:20
エスクァイア

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