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「もはや日本恐怖症だ!」「彼らはアジア王者に…」中国紙が上海上港を下した浦和レッズの“底力”に脱帽!

9/18(水) 5:25配信

SOCCER DIGEST Web

「凄まじい熱気。ここはいつ来てもタフな場所だ」

 壮絶戦をモノにしたのは、埼玉スタジアムの主だった。

 9月17日に行なわれたアジア・チャンピオンズリーグ準々決勝、浦和レッズ対上海上港(中国)の一戦は、1-1のドローでタイムアップ。これで2戦合計のスコアが3-3となり、アウェーゴール数の差で浦和がベスト4進出を果たした。39分に興梠慎三が幸先良く先制点を挙げ、その後60分に追いつかれるも、危なげなくトータルスコアのリードを堅持。2年ぶりのアジア制覇に一歩近づいたのである。

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 この第2レグを現地から詳報したのが、中国大手スポーツ紙『新浪体育』だ。マッチレポートや選手コメント、論説など10本近い記事をウェブサイト上に掲載したあたりに、ゲームの注目度の高さが窺える。同紙は上海上港の健闘を称えつつ、浦和の総合力と底力に賛辞を贈っている。

「上海上港はオディル・アフメドフら主力に怪我人が相次ぎ、フッキも累積警告で欠いて、そのうえ前半途中でヤン・シーユエンが負傷交代となってしまった。(中国の)FAカップで敗退し、残り6節のスーパーリーグでも優勝は厳しい情勢。だからこそ彼らは、この浦和戦に賭けていた。死力の限りを尽くして食い下がったが、相手のほうが試合運びが巧みで、2戦合計で(スコアが)並んでもまるで動じるところがなかった。チームとしての経験値の違いと言ってしまえばそれまでだが、浦和の選手たちのコンディションは良く見え、このゲームにきっちり照準を合わせてきた印象を受けた」

 さらに同紙は、上海上港が3年連続でJリーグ勢に行く手を阻まれた事実を紹介。2年前は準決勝で浦和に、昨年はラウンド・オブ16で鹿島に、そして今年ふたたび浦和の後塵を拝した。「もはや上海上港は“日本恐怖症”にかかってしまったかのようだ。過去2年は、彼らに勝利した浦和と鹿島が頂点まで駆け抜けた。それに倣えば今回は、浦和がアジア王者に返り咲くのではないか」と“優勝神話”にはめ込んだ。

 加えて今季のACLにおける中国勢は、日本で行なわれたアウェーゲームでひとつも勝利を挙げていない。「5試合を戦って1分け4敗とは目も当てられない。いったいどこが日本のクラブに勝てるんだ? 完全に苦手にしている」とし、「明日(水曜日)の鹿島アントラーズ対広州恒大戦でリベンジを果たしてほしいところだ」と期待を込めた。

 そしてこの日、上海上港のゴールを決めたワン・シェンチャオの試合後コメントを掲載。中国代表DFは「我々が1点を返しても浦和の牙城は高く、彼らは自信に満ち溢れていた。結果は残念だが、満足のいく試合ができたと思う」と胸を張り、「今日は凄まじい熱気だった。ここ(埼玉スタジアム)はいつ来てもタフな場所だ」と付け加えた。

 浦和がACL準決勝で相まみえるのは鹿島か、それとも広州恒大か。もうひとつの準々決勝第2レグはカシマスタジアムで、水曜日19時のキックオフだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

最終更新:9/18(水) 5:32
SOCCER DIGEST Web

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