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<ルパンの娘>平成ライダー・瀬戸康史との共演に初代仮面ライダー・藤岡弘、「このコラボは面白い」

9/18(水) 6:00配信

ザテレビジョン

9月19日(木)に第10話が放送される「ルパンの娘」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)。和馬の祖父・和一を演じる藤岡弘、にインタビューを実施した。

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同ドラマは、横関大の同名小説を原作に、代々泥棒一家の娘・三雲華(深田恭子)と代々警察一家の息子・桜庭和馬(瀬戸康史)の決して許されない恋愛を描くラブコメディー。

和一は、元警視庁捜査三課課長で、「鬼の桜庭」の異名を持つ元敏腕刑事。キャラクターの濃い登場人物の中でも、ひときわ異彩を放つ存在だ。

そんな和一を演じる藤岡に、作品に対する思いや最終回へ向けての見どころなどを聞いた。

――出演が決まった際は「ドラマの出演依頼があっても、自分が興味を感じないと燃えない」と語っていらっしゃいましたね。

この作品はシナリオの展開が非常に面白いので、「次にどうなっていくのかな」という興味が湧きますよね。「次どうなるんだ?」というような予測できない展開が多いので、そこが僕にとっても楽しみです。

■ 「僕自身もこの男がどうなっていくか楽しみ」

――「ルパンの娘」はコメディー要素が強い作品ですが、台本を読まれてどのように感じましたか?

コメディータッチは今の時代に合っていて面白いなと思います。和洋折衷的な部分も感じますよね。古き伝統を背負った桜庭家と、新しい時代性を楽しみながら活用していく三雲家。このコラボが非常に面白いですよね。

時代がちょうど転換期でもあるので、そういう流れの中のドラマとして、面白い取り組み方だと思っています。

――撮影の雰囲気はいかがですか?

この作品に真剣にかける気持ち、波動が伝わります。最近はドラマが低迷しているので、スタッフの皆さんから「これで一本!」という気持ちが伝わります。

――藤岡さんの演じられている和一は、セリフが少ない中で存在感を発揮されていますが、意識されていることはありますか?

「この男の過去には何があったんだろう」と気になっていただけるようなにおいを、存在感の中でかもし出せればいいかなと思っています。「何なんだ、この男は?」という興味や関心を持ってもらい、物語を引っ張っていければと思います。

また、他のキャラクターの色がはっきりしているので、あんまり分かりやすい存在じゃない方がいいかなとも思って演じています。和一の場合はあまり背景が見えないのですが、「ただのおじいちゃんじゃないぞ」とだけ伝わる雰囲気が面白いんじゃないかな。

僕自身もこの男がどうなっていくか楽しみなんですよ。視聴者の皆さんと同じ気持ちでいます。僕は“演じる”というのは得意ではないので、和一に成り切り、投影し、表現しています。

■ 「何事にも屈託なく明るい平成の青年像」

――「仮面ライダーシリーズ」(テレビ朝日系)に出演されていた瀬戸康史さんとの共演は、SNSなどでも話題になっていましたね。

僕は昭和の初代、元祖なので、まさしくこういう共演にぴったりかもしれない。一方の瀬戸くんは平成の新しいライダー。このコラボは面白いよね。

古き時代を背負ってきた僕と、新しい時代を謳歌している瀬戸くんとの対照的な人物像が見る人を楽しませる部分があると思います。

――実際に瀬戸さんと初めて共演されてみて、どのような印象でしたか?

好青年だね!何事にも屈託なく明るい平成の青年像という感じがします。

――また深田恭子さんとも初共演でしたが、いかがでしたか?

素直で爽やかで、そして自然体で、とても好感が持てました。あまり女優女優してなくて。純粋で清らかで、僕は「いい女の子だなぁ」と思いました。

――剣を振っている場面では、そのリアルさが話題になっていましたね。

あれは真剣です。私がずっと使ってきた剣で、相当の竹や巻きわらなどを切ってきたものです。自分の分身ですね。

視聴者の方は本物を見る機会はなかなか無いのでびっくりしたと思いますが、僕にとっては長年やってきた日常生活の一部です。昔は時間のあるときにはかなり練習していたこともありましたが、今は、自分の気持ちを引き締めたいときに道場に行って、真剣を抜いて、型をやって、気持ちを整えます。武道はだらけた精神を整えるときにとてもいいんです。

――今作ではハッカーや“てんとう虫3号”などの最先端の技術が多く登場しますね。

時代を先取りしていますよね。むしろ、これからこういう時代が当たり前になってくると思うんです。AIの最新の技術ってすごいじゃないですか。これから、我々もこういうものに対応しなきゃいけなくなってきますね。

あのてんとう虫は面白い…(笑)。でも、あれはドラマの世界ではないですよね。現実でもあり得るからねぇ。

■ 「生きて夢を掴むということがどれだけ大変なことなのか」

――普段からこのような最新技術への興味があるのですか?

興味があるし、関心もあるので、注意深く情報を収集して、取り入れています。

もともと自分はアナログな人間だったんですが、デジタルも絶対必要だと思ったんです。これからはデジタルとアナログのバランスを取らないといけないなと思っています。

やっぱり、新しいものを無視してはいけない。新しいものを取り入れながら、古きものをまたもう一回引き戻して、うまくブレンドしながら活用していく。そういう時代に入ったんじゃないかと思います。

――日常生活でも最先端機器をよく使われていますか?

最先端の機器だけに頼ることはしないんです。もし頼ったら、それがなくなったら終わっちゃうので。

同時に、「それがなくなっても生きられる」という自信を持つような作業もしています。要するにサバイバルですね。両方持っていれば、何が起きても生き残れるぞという自信を備えることができる。そういう戦いをしています。

今は「情報を制する者が世界を制す」。情報こそが自分の人生を生き抜く力になるので、どんな情報でも、必ず一回入れて消化して、分析して、良いところだけをとっていくという作業は今でもやっています。

今は我々の身辺、安心はできない時代ですよね。あれは他人事じゃない。ドラマの世界だなんて思っちゃいけない。現実ですよ。

――今後の展開で、和一はどのようになっていくと思いますか?

和一が、どのような方法でみんなの中に納得できる存在になっていくのか…怖い面もあるけど、楽しみですね。非常に責任があるなと思っています(笑)。

――最後にこれからの見どころを教えて下さい。

これから明らかになっていく社会のひずみや闇、隠された過去…。人間は過去・現在・未来を背負って歴史を生きるわけだけど、それぞれの歴史や足跡の中で葛藤し、痛みや悲しみ、苦しみ、そして隠しておかなければいけない、墓場まで持っていかなければいけないもの。そういう部分が、どのようにドラマの中で表現されていくのか。それが僕は楽しみです。それを自分の中に取り入れて、消化しながらどう料理できるかなというところも楽しみです。

この作品は予想がつかないような展開の面白さがありますよね。その中に真実味を帯びたリアルさが出てきてほしいですよね。生き抜くという夢を実現するということが、こんなに大変なんだとにじみ出てくるといいですね。何が起きてもおかしくない状況の中で、生きて夢を掴むということがどれだけ大変なことなのか。それに挑んでいく人間の知恵に期待したいです。

和一という人間の過去が、決して順風満帆ではなくて、辛酸をなめながら、傷だらけになりながら、それを背負って生き抜いてきたんだなというところを見ていただきたいです。

(ザテレビジョン)

最終更新:9/18(水) 6:00
ザテレビジョン

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