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仕事・勉強のスピードも倍速になる“速読”の新しいやり方

9/18(水) 8:45配信

bizSPA!フレッシュ

 溜めこんだ仕事の書類、買ったはいいが、なかなか読めずにいる“積ん読”の山……そんな、悩める諸氏に朗報。専門家たちによると、速読を習得するのは、本質を押さえれば意外と簡単。しかも、読書スピード以外の能力の“おまけ”もついてくるというのだ。速読を極めて、人生を加速させよう。

読書3倍速になる速読術。成功のカギは“繰り返し”

 速読といえば、眼球を速く動かしたり、ページを高速でめくったりする、ある種トリック的な光景が目に浮かぶ。だが、速読日本一の経歴を持つ、速読コーチで投資家の角田和将氏はこう話す。

「速読とは単に本を速く読むテクニックではなく、自分に必要な情報を最短の時間で獲得する技術です。本で得た知識や気づき、閃きなどを定着させ、実践するところまでを含んでいます」

 そして速読は、読書に関する誤解に切り込むメソッドとする。

「部分的な文章をじっくり読んでも理解度は上がらないどころか、誤解する確率が上がる。それよりも何度も繰り返し読む速読のほうが、全体像から内容を理解するので記憶に残りやすいのです」

 また、仕事の処理速度が上がったり、難関の資格試験に合格するなど副次的効果を得られるケースが多い。角田氏自身もそうだった。

「月収17万円だったときにマンションのローンを組まされてしまい、是が非でもお金を稼ぐため投資の専門書を数十冊読む必要があった。それで速読を始めたのですが、結果的に仕事のスキル向上や昇給に繋がり、現在に至ります」

速読は試験勉強や仕事にも生かせる

 速読の実践研究を続けている宇都出雅巳氏も、同様の見解を示す。

「私が提唱している『高速大量回転法(KTK法)』では、一冊の本を短時間で繰り返し読む方法を推奨しています。じっくり精読するよりも確実に理解しやすいのです」

 趣味に関する本であれば、背景知識が豊富なので速く読めるという人も多い。それと同様に、一冊の本を短時間で繰り返し読むことで知識量が高まり、読書スピードが加速度的に増す。

「ジグソーパズルを完成させるときに、端から一つひとつピースを探すよりも、わかるところから繫ぐほうが速く作れるのと同じです。パズルが完成に近づくほど、全体像が見えて作業ペースも上がっていきますよね」(宇都出氏)

“積ん読”を解消できるだけでなく、試験勉強や仕事にも生かせる速読術。今こそ習得してみよう。

【角田和将】
速読コーチ。速読コーチ認定テクニカルアナリスト(CMTAR)。2010年日本速脳速読協会主催の速読甲子園で準優勝。その後、速読日本一に。著書に『速読日本一が教えるすごい読書術』(ダイヤモンド社)など

【宇都出雅巳】
トレスペクト教育研究所代表。東京大学経済学部卒。コンサルティング会社などを経て独立。速読や記憶術を30年以上研究し、脳科学や心理学に基づく勉強法を確立。著書に『どんな本でも大量に読める「速読」の本』など

― 速読で人生を倍速にする ―

bizSPA!フレッシュ 編集部

最終更新:9/18(水) 8:45
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