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「ホンダが遅かったのはマ●ラーレンのせいだよ!」

9/18(水) 7:00配信

日経ビジネス

 みなさまごきげんよう。

 フェルディナント・ヤマグチでございます。

 今週も明るく楽しくヨタ話からまいりましょう。

【関連画像】(写真:ホンダ)

 スイスはローザンヌで開催されたITU世界トライアスロン選手権を終え、今週は遅めの夏休みをいただいております。

 ローザンヌからミラノまで鉄道で移動してオリンピアン宮澤崇史選手と合流し、こちらで一緒に食い倒れ旅行をしようという算段です。

 現役時代にはイタリアをベースに活動する時期が長かった宮澤選手。イタリア語は当地の女性を簡単に口説き落とせるほど堪能であるうえに、食とワインに関する造詣も深い。これほど頼りになる旅の相棒もおりますまい。

 5分前に採ったばかりという新鮮なポルチーニ茸。軽く炙って塩を振って……と思ったら、「そんなのもったいない!」笑われてしまいました。採れたては生食に限るのだそうです。

 宿泊先はAirbnb(エアビーアンドビー)で予約したブドウ畑の真ん中にポツンと建つ一軒家。一見するとカントリースタイルの作りですが、地階には温水プールがあり、キッチンやバスルームは最新の設備が整っています。開け放した窓から眺めるブドウ畑は絵画のように美しく、日の当たり具合により刻々と色を変え、何時間見ていても飽きないのでありました。

 この家の裏に住むオーナーさんは、トリュフ加工工場を持つ会社を経営していて、広大なトリュフ狩り場の権利も保有されています。宮澤選手とは旧知で、鍵を受け取りに行ったら「明日はトリュフ狩りに行くけど、よかったら一緒に行くかい?」と誠にありがたいお誘いをいただきました。憧れのトリュフ狩り! ぜひとも!

 最近のトリュフ狩りは豚ではなく特別に訓練された犬を使います。案内してくださったトリュフハンター氏はこの道40年の大ベテラン。「長年やっていれば、犬がいなくたって地面の色と土の匂いで分かるんだけどね」と笑っていました。

 狩りを終えて加工工場に行くと、そこには大量のトリュフが待っていました。「オイルに加工する前の物だけど、よかったらお分けしますよ」と。値段を聞くと日本で売られている価格の4分の1程度。こりゃひと儲けできるかも……とヨコシマな思いが一瞬脳裏をよぎりましたが、慣れないことをしてもロクなことになりません。トリュフオイルだけ買って帰りました。

 バローロで最高にイケているバーを経営する日本人の青年と知り合いになりました。近所の一つ星の店で長くソムリエの修業を積み、満を持してこの地に店をオープンさせたのです。

 周囲の景観にしっとり溶け込んだ素敵な店は、地元の人で遅くまで賑わっていました。

 最近の若い衆は酒を飲まない旅行に行かないクルマも買わない海外にも出ない……なんて嘆き節をよく耳にしますが、こうして地元に溶け込んで孤軍奮闘している頼もしい若い人だっているのです。彼の名前は佐藤宏紀くん。来年3月に日本に来て「特別興行」を打つそうです。近くなったらこちらでお知らせしましょう。

 さてさて、前置きが長くなりましたが、ぼちぼち本編へとまいりましょう。

 宮澤崇史選手と別れた後は、モンツァに移動してF1を観戦して来ました。

 今回は本場イタリアのサーキットで、レッドブルのジュニアチームであるトロロッソ代表のフランツ・トスト氏にお話を伺うことができました。

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最終更新:9/24(火) 12:53
日経ビジネス

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