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5年ぶりV奪回へカウントダウン。原巨人の胴上げ投手は?

9/19(木) 11:03配信

週刊ベースボールONLINE

 ペナントレースは佳境を迎え、セ・リーグの残り試合は最大でも首位・巨人と5位・中日のそれぞれ8試合。その巨人は9月18日の中日戦(ナゴヤドーム)に1対3と敗れて足踏みも、5年ぶりのV奪回へマジックを「4」としている。現段階での最短優勝は9月20日の2位・DeNA戦(横浜)。翌21日も同カードが組まれているだけに、週末の直接対決から目が離せない。

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 エース・菅野智之を腰痛で欠く苦しい台所事情も、19日の中日戦(ナゴヤドーム)では同じく登録抹消中だったC.C.メルセデスが復帰予定(予告先発)。大切なDeNAとの初戦には現在、14勝(4敗)、勝率.778、175奪三振で投手部門3冠に立つ山口俊が、中6日で臨む。19日に巨人が勝利し、DeNAが敗れていればマジック「2」、つまり王手をかけて古巣相手に投げることになる山口は、「不思議な感覚」としつつも、「チームが勝つためにどういうピッチングをするか。それだけです」と心強い。

 今季、4年ぶりに現場復帰した原辰徳監督は、過去7度のリーグ優勝、3度の日本一に導いているが、歓喜の瞬間に誰をマウンドに送り出していたのだろうか。過去の胴上げ投手を振り返ってみよう。

【リーグ優勝】
・2002年=なし(9月24日、対阪神@甲子園。2位ヤクルトが敗れ優勝決定も、延長12回サヨナラ負け)
・2007年=なし(10月2日、対ヤクルト@東京ドーム。9回裏二死満塁から逆転サヨナラ勝利)
・2008年=M.クルーン(10月10日、対ヤクルト@神宮。試合後、2位・阪神が横浜に敗れる。捕手は鶴岡一成)
・2009年=M.クルーン(9月23日、対中日@東京ドーム。捕手は阿部慎之助)
・2012年=西村健太朗(9月21日、対ヤクルト@東京ドーム。捕手は阿部慎之助)
・2013年=西村健太朗(9月22日、対広島@東京ドーム。捕手は阿部慎之助)
・2014年=S.マシソン(9月26日、対DeNA@横浜。捕手は阿部慎之助)

【日本一】
・2002年=河原純一(10月30日、対西武第4戦@西武ドーム。捕手は阿部慎之助)
・2009年=M.クルーン(11月7日、対日本ハム第6戦@札幌ドーム。捕手は阿部慎之助)
・2012年=山口鉄也(11月3日、第6戦@東京ドーム。捕手は阿部慎之助)

 2012年の日本シリーズを除き、原監督は最後のマウンドを、ベーシックにその年のクローザーに任せる傾向がある。ちなみに、12年の日本シリーズはセットアッパーの山口鉄也が胴上げ投手となっているが、これは山口鉄がシーズン72試合登板、44ホールドに防御率0.84の驚異的なパフォーマンスでリーグVに貢献した、その働きに報いるもの(リーグV決定時には69試合32セーブ、防御率1.14の西村健太朗)。また、翌13年には1点リードの9回をその年の功労者である山口鉄、マシソンとワンポイントでつなぎ、最後は西村と、“1人1殺”リレーの演出も。

 今季は夏以降、シーズン途中加入のR.デラロサがクローザーを務めているが、原監督はどんな起用を見せるだろうか。

文=坂本 匠 写真=BBM

週刊ベースボール

最終更新:9/21(土) 11:30
週刊ベースボールONLINE

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