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【昭和の名車 90】マツダ ファミリア 4WDターボは日本初のフルタイム4WDツインカムターボで国内外のラリーで大活躍

9/19(木) 6:30配信

Webモーターマガジン

マツダ ファミリア 4WD DOHCターボ GT。X:昭和60年(1985年)10月発売

昭和は遠くなりにけりノだが、昭和生まれの国産スポーティカーは、日本だけでなく世界的にもブームとなっている。そんな昭和の名車たちを時系列で紹介していこう。今回は昭和60年発売のマツダ ファミリア 4WDターボだ。

【写真】リアビューやインパネ、エンジン、カブリオレなどを見る

2BOXやボーイズレーサーといった愛称で、一世を風靡したのが、昭和55年(1980年)にデビューした5代目(BD型)ファミリアだった。この人気を受け継ぐかたちで、昭和60年(1985年)1月にフルモデルチェンジを迎え、さらに同年10月に戦列に加わったのが、ここで紹介する日本初のフルタイム4WD DOHCターボを搭載した6代目ファミリアだった。

当時はすでにボーイズレーサー人気もひと息ついたころで、国産車はプラスアルファの付加価値が求められる傾向があった。人気車のフルモデルチェンジが難しいと言われている中、ファミリアのフルタイム4WDは格好のセールスポイントとなった。

ボディは、従来どおりの3ドア ハッチバックと4ドア セダンの2種類がラインアップされたが、フルタイム4WDは3ドアハッチバックのみに設定された。しかし、パワーソースは、従来のE5型エンジン(70psタイプ)と、新開発されたB6型 DOHC16バルブエンジンを用意。加えて140ps仕様のB6ターボは、FWDの3ドアHBとセダンにも搭載され、ファミリアのスポーティさをアピールした。

サスペンションは、全グレードで共通の前後ストラット独立懸架を採用している。さらに、4WDモデルのGT-Xには悪路走破性に有利なハイトコントロールサスペンションを装備し、車高を約30mmの範囲で調整できた。このほかにもレカロシートを標準装備したアンフィニモデルなども設定され、スポーティ コンパクトカーの代表車種となった。

このファミリア4WDターボをベースにしたラリーマシン、「マツダ 323 4WD」は1985年からWRC(世界ラリー選手権)に参戦し、1987年と89年のスウェディッシュ ラリーと、1989年のニュージーランド ラリーで総合優勝を果たしている。日本国内のラリーでも多くの勝利を得ている。

硬派な4WDターボと同時に、軟派?なカブリオレバージョンも追加登場した。とはいえ、エンジンは1.5LのSOHCターボを搭載し、スポーティなオープンモデルとして位置づけられていた。

マツダ ファミリア 3ドア 4WDターボ GTーX 主要諸元

・全長×全幅×全高:3990×1645×1355mm
・ホイールベース:2400mm
・車両重量:1090kg
・エンジン型式/種類:B6型/直4DOHCターボ
・排気量:1587cc
・最高出力:140ps/6000rpm
・最大トルク:19.0kgm/5000rpm
・トランスミッション:5速MT
・タイヤサイズ:185/60R14 82H
・車両価格:189万円

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最終更新:9/19(木) 6:30
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