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“スニーカー芸人”が語る珠玉の1足!【第9回】サルゴリラ・赤羽健壱の巻

9/19(木) 12:07配信

GQ JAPAN

芸人さんにお気に入りのスニーカーを紹介してもらいながら、ファッションへの愛を語っていただく数珠つなぎ連載! 第9回は、サルゴリラ・赤羽健壱の巻。

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連載第6回に登場したネゴシックスから強い推薦があったのは、吉本興業所属のお笑いコンビ、サルゴリラの赤羽健壱(あかば けんいち)だ。「サルゴリラ」と聞いてピンと来ない読者も多いかもしれないが、もともとは「ジューシーズ」というトリオで活躍、2015年にメンバーの脱退にともない解散し、残った児玉智洋とともにコンビとして再出発した。

東京・高円寺生まれの赤羽は、中学生のときに古着ブームに直撃し、“見る専門”ながら、どんどん値段の上がる希少なスニーカーたちに触れながら育ってきたという。また、東京っ子の特権として、最新のカルチャーをリアルタイムで体験してきたことも、彼の価値観に大きな影響を与えているそうだ。

そんな赤羽に、スニーカーとファッション、そして大好きな音楽についてじっくりと話を聞いた。

ヒップホップに魅せられて

──赤羽さんは、スニーカー同好会のジャンル分けでいうと?

赤羽:「ヒップホップ・B-BOY・ストリート系」って感じだと思います。中学生のころにスチャダラパーの「ゲームボーイズ」や、彼らが小沢健二さんとコラボレーションした「今夜はブギー・バック」に影響を受けてヒップホップが好きになるんですけど、決定的だったのが、1996年に開催されたヒップホップイベントの「さんピンCAMP」(註1)でした。

僕は東京の高円寺出身なのですが、当時は高校2年生だったこともあって、日比谷の会場には行けなくて……。近くにいながら現場に行けなかった悔しさのぶん、「さんピンCAMP」のVHSを買って、テープがバチン!と切れるまで何度も観ました。なかでも、いまや伝説の楽曲になっている「証言」(註2)のなかで、ラッパーのTWIGYさんが放った「毎日磨くスニーカーとスキル」ってリリックにすっかりヤラれてしまって。

──日本語ラップ史に残る有名なパンチラインですね。

赤羽:そこからがっつりスニーカーにハマっていきました。「さんピンキャンプ」のVHSでは、あのラッパーがあのスニーカーを履いてるなってチェックしたりして。

──たとえば?

赤羽:いちばん印象に残っているのが、YOU THE ROCKさんが履いていた、白のナイキ「エア モア アップテンポ」ですね。96年に発売されたモデルなので、YOUさんは発売後すぐに手に入れたんだと思うんですけど、「AIR」ってデカデカと書いてあるから当時はカッコいいと思ってなくて(笑)。時代がYOUさんに追いついていなかったんですね。

──当時、憧れの人やファッション・アイコンになるような人はいましたか?

赤羽:スニーカー好きには多いと思うんですけど、やっぱりNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDですね。メンバーが全員真っ白のナイキ「エア フォース 1」を履いていて、当時は「絶対買わなきゃ!」って思いましたもん。結成10周年の時にはナイキジャパンの公式として「エア フォース 1」のニトロモデルが製作されたんですけど、僕にとっては夢のようなコラボレーションでした。

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最終更新:9/19(木) 12:07
GQ JAPAN

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