ここから本文です

みんな大好き、おいしいオムライス6選。#01. 神々しいオーラを放つ、資生堂パーラーのオムライス。

9/19(木) 14:30配信

フィガロジャポン

時代が変わっても、変わらず愛される逸品。|資生堂パーラー(自由が丘)

きっと誰もが子どもの頃から親しんでいる洋食の定番、オムライス。卵でチキンライスを包んだクラシックなタイプや、特製デミグラスソースをたっぷりかけた逸品、工夫を凝らした個性派など、6軒の名店を厳選してご紹介。文豪も愛した名店、資生堂パーラーの人気メニューのひとつであるオムライスは、新たにオープンした自由が丘店でも味わえる。

「新宿の胃袋」を支える、昔懐かしい食堂のオムライス。

何という見目麗しさ。無条件に心がときめくビジュアルというのはこういうことを言うのだろう。

“モダンでエレガントな洋食レストラン”の代名詞的存在。資生堂パーラーの歴史は1902(明治35)年にまで遡る。資生堂薬局内にソーダファウンテンとして開設され、1928(昭和3)年頃に本格的に西洋料理を供するレストランに。太宰治や池波正太郎など、美食家としても名を馳せた著名人が贔屓にしていたことでも知られる老舗の名物といえば、仔牛肉とハムをベシャメルソースで包んだミートクロケットが有名だが、同様に黄金色に輝くオムライスも時代が変わっても多くの人に愛され続ける名作だ。

今年5月にオープンした資生堂パーラー 自由が丘店でも本店と同じレシピで作るオムライスが大人気。オムライスの理想形とも言える完璧なルックス。端正かつ上品な味わいを一度味わえば、誰もがかならず虜になる。

“オムライスの種”と呼ばれる具材はタマネギや大山鶏のもも肉、マッシュルーム、バター、ケチャップなどを水分がなくなるまでしっかりと炒めた“旨味の凝縮体”。この種を温めてから白米とあおり、最後にエダムチーズを入れてコクを出すのも資生堂パーラー流だ。

つるんとなめらかなオムレットにライスを美しく包むのは料理人の腕の見せどころで、この技を磨くことが「資生堂パーラーの登竜門」といわれているほど。仕上げに鶏から取る出汁と香味野菜、トマトペーストなどに、こだわりのルーブランでとろみを付けた艶々のソースをたっぷりとかければ、“日本一美しいオムライス”の完成だ。

正統を貫き、揺るぎないおいしさを伝えるという老舗の美学に、心底胸を打たれる。

<資生堂パーラー 自由が丘店>

東京都目黒区自由が丘1-4-10 quaranta1966 1F
Tel. 03-3718-7620
営)11:00~20:00L.O.(喫茶は~20:30L.O.)
休)月(祝日は営業)
https://parlour.shiseido.co.jp

※この記事に掲載している商品・サービスの価格は、2019年9月時点の8%の消費税を含んだ価格です。

photos : SHINTARO OKI (FORT), realisation : KEIKO KODERA

最終更新:9/19(木) 14:30
フィガロジャポン

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事