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キンコン西野、吉本が提示した「共同確認書」にサインせず

9/19(木) 16:42配信

SmartFLASH

 お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が、9月19日にブログで、吉本興業が所属芸人に対して提示した「共同確認書」にサインしなかったことを明かした。

 なぜ西野はサインしなかったのか。事の発端は、数年前にさかのぼるという。当時、先輩芸人が一堂に会し、給与アップを岡本昭彦社長に直談判したが、失敗。だがここで西野は閃いた。

「会社には給料を上げられない事情があるのだから、会社の収益を上げて、会社が芸人の給料を上げられる環境を作った方がよくね?」

 西野は、芸人自らが合法的に仕事を取ってこられるよう、クラウドファンディングのプラットフォーム『SILKHAT』を構築。利用規約に「反社会的勢力の排除」を明記したことで、反社チェックが容易になった。しかも、売上の10%程度が吉本に入るという。

 西野は絵本やアートの才能があり、コラボ商品のオファーがひっきりなしに来る。そこで、その売り上げの一部(9%)を吉本に入れる算段を整えた。吉本の収益が底上げされれば、所属芸人の給料アップが図れるからだ。

 西野は、絵本『えんとつ町のプペル』のグッズ売上をもとに、2018年10月から交渉開始。だが、吉本は契約を保留し、いまだになんの進展もないという。

 結果、この期間にグッズ企画を持ち込んできた企業が計画中断を余儀なくされ、当初見込んだ利益は1円も発生しなかった。

 そして今回、宮迫博之らの騒動を受け、吉本が所属芸人に共同確認書を提示してきた。反社勢力との関わり、営業先の健全な決定方法などの記述が並ぶなか、西野は著作物の権利についての1文を見逃さなかった。

《(吉本興業は)収益が最大化されるよう適切に当該成果物やタレントの諸権利を管理・保護・行使します》

 芸人の著作物の管理について吉本興業が全権を持つという条項だ。この条項があるため、西野はサインしなかったと明かす。

《先程の契約のやりとりのスピード感でも分かるとおり、吉本興業にボールを渡した瞬間に、収益が最小化されてしまった(1年間で1円も売り上げを出さなかった)ので、もちろん、この『共同確認書』にはサインはできません》

 西野は、「共同確認書」にサインできない芸人は吉本興業をやめなけらばならないというのなら、いますぐにやめると書く一方、サインしなくていいのなら、なんのための「共同確認書」なのか、という疑問を呈す。

 とはいえ、ブログの最後には、今後も《吉本興業の収益を上げる方法を考え、行動していきたいと思います》と宣言していた。西野の吉本愛は尽きないようだ。

最終更新:9/19(木) 17:08
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