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吉野家で魚を堪能!? “牛の王国”に堂々と現れた「アジフライ丼」を注文してみた

9/19(木) 11:00配信

文春オンライン

 みなさんこんにちは、小宮山雄飛です。

 この連載は、誰もが知っているお店の、誰もが食べたことのある定番メニュー「じゃない方」を食べるグルメコラム<じゃない方のグルメ>。

【写真】“黒い吉野家”とアジフライ丼の写真を全て見る

 記念すべき第1回目に訪れるのは、吉野家!

 吉野家と言えば牛丼、牛丼と言えば吉野家。

 そんな吉野家に、あえて牛丼「じゃない方」を食べに行ってきました。

そのメニューはカフェ風の「黒い吉野家」にある!

 恵比寿にあるこちらの吉野家は、通称「黒い吉野家」とも呼ばれるカフェ風の店舗。

 こちらに牛丼「じゃない方」のメニューがあると聞いて伺いました。

 こちらにある「じゃない方」のメニューはずばり

 アジフライ丼!

 吉野家なのに牛じゃなく魚!

 吉野家なのに揚げ物!

 そもそも、アジフライは定食屋や居酒屋などでもよく食べますが、アジフライ丼というのはあまり見かけたこと自体ありません。

 揚げ物丼界においてもカツ丼や天丼「じゃない方」と呼ばれかねないマイナーなアジフライ丼が、丼界のホームラン王・吉野家の牛丼と対等に戦うことができるのでしょうか?(べつに丼たちは戦う気もないでしょうが……)

大切なのは<頼まない勇気>

 アジフライ丼、たしかにあった!

 しかしメニューにアジフライ丼を見つけたものの、重要なのはここからです。

 何しろ吉野家です。

 牛丼が美味しいことは100%分かっている訳です。

 もう喉元まで「牛丼の並ひとつ!」という、いつものセリフが上がってきているのです。

 それを必死で堪える。

「ぎゅう……」とまで出てしまってる言葉を、なんとか飲み込む。

 そんな<頼まない勇気>が必要となる訳です。 

「うまい・やすい・早くない」理由とは?

 そんな試練を乗り越えて、やっと注文したアジフライ丼(大した試練ではありませんが……)。

 ここでまた面白い現象が。

「うまい・やすい・早い」が売りの吉野家にして、注文を受けてから揚げるアジフライ丼は「うまい・やすい・早くない」のです。

 実はカフェ風の吉野家では、お客さんにゆっくり食事を楽しんでもらうのも重要な要素なので、あえて時間のかかるメニューも取り入れているんだとか。

 揚げたてが食べられるなら、お客さんにとっても嬉しい待ち時間です。

 ということで、フードコートなどで見かけるブザーを渡されてしばし待機。

 すると不思議なことに、待ってる間に、入店当初の「牛丼食べたい!」モードが和らいで、アジフライ丼が待ち遠しくなってくる。

 つまりこれは、いつもの牛丼モードからアジフライ丼モードへと、徐々に気持ちをスライドさせていくための、計算しつくされた待ち時間だったのです(多分、ただの揚げ時間ですが)。

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最終更新:9/19(木) 11:00
文春オンライン

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