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加部究のフットボール見聞録「“鬼”と呼ばれた埼玉の名伯楽の根底にあるもの」

9/19(木) 23:00配信 有料

SOCCER DIGEST Web

史上初の高校3冠を達成

松本監督の下、浦和南高の黄金時代を支えた田嶋氏(写真左/現日本サッカー協会会長)。3年次にはキャプテンを務めた。(C)SOCCER DIGEST

 昭和は鬼でなければ人の上に立てない時代だったのかもしれない。学校でもスポーツの現場でも、厳しい躾や指導を求める親が多かったから、鉄拳制裁くらいできないようでは期待外れの誹りを受けた可能性もある。
 

 大河ドラマ「いだてん~東京オリンピック噺~」では、1932年ロサンゼルス五輪で水泳監督を務めた田畑政治氏が「参加して正しく努力することの意義」を記した五輪憲章の上に「1種目も(金メダルを)失うな」と書いた紙を貼りつけていたが、真偽のほどはともかく、こうして国威高揚色が濃くなった日本では、スポーツは勝たないと意味がないものと考えられるようになっていった。
 

 鬼の元祖と言えば、1964年東京五輪で「東洋の魔女」と呼ばれる日本女子バレーを金メダルに導いた大松博文氏だ。当時チームのエースだった井戸川(旧姓谷田)絹子さんにインタビューをした東京スポーツ新聞には「大松監督は補欠は 本文:1,711文字 写真:2枚

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最終更新:9/19(木) 23:00
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