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鹿島がアウェイゴール差でACL敗退。土居聖真が悔いた「ただのいい試合」。

9/19(木) 12:01配信

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 またも広州にアウェイゴールの差で鹿島は敗れた。

 9月18日カシマスタジアム、ACL準々決勝セカンドレグ。セットプレーが試合の鍵になるという大岩剛監督の言葉通り前半40分にコーナーキックから先制点を許したが、その後は圧倒的に試合を支配して51分に同点に追いつく。しかし追加点が奪えず、1-1で試合は終了。アウェイゴールの差によって鹿島は勝ち上がることができなかった。

 2017年にラウンド16で広州恒大と対決したときも、今回と同じく第2戦をホームで戦った。その時も合計スコアは2-2だったが、アウェイゴールの差で敗退している。

 そして今回、高温多湿の広州での第1戦後、「アウェイゴールを奪えなかったのは残念ですが、第2戦では勝てばいい。シンプルに考えられる。ホームでの試合には絶対的な自信がある」と三竿健斗は語っていた。

鹿島の意識には「4冠」があった。

 その試合から約1カ月間、ルヴァンカップ2試合とリーグ戦2試合を戦って3勝1分と好調を維持し、リーグでは、首位のFC東京との直接対決に勝利して勝ち点差1まで詰め寄った。

 負傷離脱していた選手たちも続々復帰し、夏に3人の主力選手がチームを去ったものの、上田綺世や小泉慶などの新加入選手も即戦力として活躍している。

 リーグ、ルヴァンカップ、天皇杯、そしてACLと、「4冠獲得」を口にする選手も少なくなかった。チームの空気は上向き。「3連覇した時のチームと比べれば、まだまだだけど、それでもいい状態にある」と内田篤人キャプテンも語っていた。

 しかしFC東京戦で、三竿と白崎凌兵が負傷していた。今季から鹿島に復帰し、成長を見せていたDFブエノも、外国人枠に制限のあるACLでは未登録。チームを牽引していた3選手を欠いた状態で広州戦を迎えることになった。

土居が感じたチームへの違和感。

 ブエノに代わりチョン・スンヒョン、三竿に代わり永木亮太、白崎のポジションには名古新太郎が入る。左サイドバックには、CBが主戦場の町田浩樹が起用される。

 「お互いが、様子を見るという感じの入りになっていた。自分たちも行くときは行っていましたけど、行ったら(ロングボールを)蹴ってくると思っていたので、崩さずにやろうという感じだったと思います」

 そう犬飼智也が振り返るように、試合立ち上がりは慎重な空気が両チームを覆っていた。

 土居聖真も、チームの状態に違和感を持ってプレーしていた。

 「ひとりひとりがボールを持つ時間が長くて、パスが来てから考えてプレーしている選手が多かった。やっていて、いつもと違うなというのをすごく感じた前半だった。ボールを呼び込んでも入ってこないし、本当に何にもうまくいかなかった。

 失点を恐れていたのか、メンバーが代わったことが影響したのか。もう少し落ち着いてやれば後半のようにボールを回せる相手だったのに、経験値の少なさが出たのかもしれない」

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最終更新:9/19(木) 19:21
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