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元が取れない食べ放題 シニアは発想転換で得をする

9/20(金) 7:47配信

NIKKEI STYLE

ランチビュッフェとかディナービュッフェという方式のいわゆる食べ放題はいつの時代も若い人を中心に人気があります。確かにビュッフェの魅力は(1)好きなものを食べられる(2)欲しいだけいくらでも食べられる(3)食べ物の種類も多くバラエティに富んでいる(4)コース料理よりコストパフォーマンスが良いように感じる――といったところにあるのでしょう。実際、家族で行くとなかなか楽しいものです。

■店側がもうかりやすい

ところがシニア世代になると量的にそれほど食べられないため、ビュッフェはあまりお得ではないと感じる人も多いでしょう。これはあながち的外れではありません。なぜなら飲食店の粗利益はざっくり言えば価格-材料費であり、そこから家賃、人件費、光熱費などがまかなわれて最終的な利益となります。
例えば千円の定食の材料費が300円だとすると粗利益は700円です。このお店がビュッフェスタイルにして一人2500円で提供したとします。仮にお客が3倍食べても材料費は300円×3=900円ですから粗利益は2500円-900円=1600円です。もちろんケースバイケースの面はありますが、一般的に店にとって食べ放題は単品メニューに比べもうかりやすく、お客側は若い人でかなりたくさん食べる人でもなかなか元はとれないと言ってもいいでしょう。
したがって元を取ろうと考えてもあまり意味はありませんし、こだわるべきではありません。むしろビュッフェでは様々な料理を楽しむことができるという満足感を重視した方が良いと思います。

■シニアにお勧め 「食べない放題」

加えて言えばシニア世代は好きなだけ食べられるという食べ放題に魅力を感じるよりも「食べない放題」が大きな魅力だと考えた方が良いと思います。食べない放題とは一体どういうことなのでしょうか。それは「食べる量を自分でコントロールできる」ということ、そして「自分の好きな物だけを食べ、後は食べなくても良い」ということなのです。

日常的にちょっと外食をする、例えばお昼に近所のそば屋に行ったり、日曜日の昼にファミリーレストランに行ったりするのと違って、たまには少し豪勢に外で食べようという機会はあるでしょう。和食でいえば会席料理であったり、フレンチやイタリアンであればコースでいただいたりすることがあります。あるいは会社で若い人と一緒に居酒屋に行くと幹事の人がコースで頼む場合があります。そんなとき、次から次へ出てくる料理に自分はもうこれ以上は食べられないと思っても、若い人に付き合ってつい食べてしまうことがあります。

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最終更新:9/20(金) 7:47
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