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iPhone 11私が感じた魅力と不満 専門家3人が検証

9/20(金) 17:12配信

NIKKEI STYLE

米アップルが2019年9月10日(現地時間)に発表したiPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxの3新機種。専門家たちは今回の新機種をどう見ているのだろうか。モバイル機器やデジタル機器に詳しい識者3人に改めてポイントを解説してもらった。

■戸田氏:上位機種は満足度が上がった

iPhone 11シリーズが発表された。上位モデルのiPhone 11 Pro/同Maxはついにトリプルカメラを採用。カメラが3眼になったことで、デザインも変わっている。賛否両論が起きそうな外観だが、これは最初だけだろう。実物を目にすると質感や完成度の高さに、誰もが欲しくなるはずだ。カメラ機能も素晴らしく、皆満足できるはずだ。端的に言ってしまえばAndroidスマートフォンの上位モデルとさほど変わらないのではあるが。

11 Pro/同Maxがライバルを大きく引き離しているのが、ディスプレーの明るさだ。最大輝度800カンデラ/平方メートル、HDRでは1200カンデラ/平方メートルという、かつてない明るさは、明るい屋外での利用には大変に有利だ。

CPU(中央演算処理装置)は従来の「A12 Bionic」から「A13 Bionic」へと順当に進化した。おおむね20%性能が向上しているという。もはや、オーバースペックと呼べそうなほどの性能だが、3年、4年と長く使うことを考えると、安心だ。

さらに、バッテリー駆動時間が長くなっていることも見逃せない。iPhone 11 Pro Maxは最大20時間も駆動するのだ。また、付属の充電器が18Wになり、急速充電ができるのも見逃せないポイントだ。

欠点はiPhone 11 Pro Maxの重量。226グラムはかなりヘビー級だ。iPhone 11は今回の3機種の中では廉価モデルでカメラが3眼ではなく2眼になるが、よく見られる「標準と望遠」ではなく「広角(標準)と超広角」にしたのは素晴らしい。ただし、ディスプレーが相変わらず液晶で、解像度も高くないのはガッカリしたポイントだ。


戸田覚1963年生まれのビジネス書作家。著書は120冊以上に上る。パソコンなどのデジタル製品にも造詣が深く、多数の連載記事も持つ。ユーザー視点の辛口評価が好評。

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最終更新:9/21(土) 7:47
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