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板尾創路&西田シャトナー、『関西演劇祭』を演劇界の“出会いの場”へ「逸材を発掘したい」

9/20(金) 8:10配信

コンフィデンス

 9月21日から29日までクールジャパンパーク大阪で開催される『関西演劇祭』。1公演45分で10劇団が上演し、公演後は観客や審査員らとともにティーチインを行う。フェスティバル・ディレクターを務めるお笑い芸人であり映画監督の板尾創路と、スペシャルサポーターを務める劇作家・演出家の西田シャトナーに、関西から演劇シーンに新たな風を吹き込む本演劇祭のねらいを聞いた。

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■間口を広げた、観客との距離が近い演劇祭

 80年~90年代にかけて、関西には「そとばこまち」「劇団☆新感線」「惑星ピスタチオ」など人気劇団が多数存在し、役者、脚本家、演出家のなかには、全国区の人気者になった気鋭のクリエイターが多数いる。しかし、現在では、なかなか関西の演劇にスポットが当てられることが少なくなり、その才能が広く世に出ることも稀になっている。

 そんな現状に対して、クリエイター、劇団、観客の出会いの場にしたい、という趣旨の『関西演劇祭』が開催される運びとなった。フェスティバル・ディレクターとして参画する板尾は、「いま東京で活躍している演出家や役者のなかでも、関西の劇団出身の人は多く、『西にはいい人材が多い』というイメージがあったんです。でも、関西の演劇界はいま元気がないということだったので、もう一度注目してみたらおもしろいんじゃないかなと。この演劇祭が出会いの場となり、仕事が広がっていってほしい」と賛同した理由を述べる。

 佐々木蔵之介らが在籍していた劇団「惑星ピスタチオ」の劇作家・演出家として活躍していた西田は、「この演劇祭がおもしろいと思ったのは、板尾さんや映画監督の行定勲さんらが審査員として参加していること。いわゆるガチガチの演劇が好きな人たちだけの演劇祭ではなく、間口を広げていろいろな人に観てもらいたいという思いが伝わります。そんななか、自分は関西で演劇が盛り上がっていた時期に、少しだけがんばっていた人間として、声をかけてもらったのかなと思うんです」。

 そんな2人が先頭に立ってPRを務める本演劇祭の大きな特徴として挙げられるのが、観客との距離が近いことという。板尾は「1公演で2つの劇団の演目が上演される今回は、上演後にその2劇団が一緒に壇上でティーチインを行うんです。そうなると、お互いの演出家や役者同士が意見をぶつけあうこともあるかもしれません。会場がヒリつくこともあるでしょうけど(笑)、それがこの演劇祭ならではの見どころになる。また、ワークショップも開催するので、観客もクリエイターも役者もみんなが楽しめる、まさにお祭りのような盛り上がりになると思います」。自らも祭りを楽しみにしていると目を輝かせる。

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最終更新:9/20(金) 8:10
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