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気だるい女子高生を描くイラストレーター、「モデルは渋谷や原宿の女の子」

9/20(金) 19:20配信

コンフィデンス

 気だるい女子高生を繊細に描く特徴的なイラストで、若い女性を中心に人気を集めているイラストレーターのダイスケリチャード氏。三月のパンタシアのCDジャケットイラストや、ヴィレッジヴァンガードとコラボしたアパレルグッズを展開するなど、多方面に活動の場を広げている。

【画像】イラストのアイコンで活動するダイスケリチャード

■原宿や渋谷の女の子など日常の発見をイラストに

――独特の色使いや斬新な構図、表情や顔そのものが描かれることがほぼないにもかかわらず、想像力を喚起する若い女性たちの存在感が魅力的です。創作活動にあたって、影響された画家や写真家、イラストレーターさんなどはいますか。
【ダイスケリチャード(以下ダイスケ)】今の自分の絵について、影響されたかなっていう人は、実はいません。格好をつけているわけではなく、インプットが極端に少ないんですよね。画集も写真集も、本当に数冊しか持っていません。マンガもほぼ読まないし、アニメもさほど観ません。映画もドラマも、積極的には観ない。テレビならバラエティは頭を使わずに楽しめるから好きなんですけど。もともと、家庭の文化がそうだったから、そういう体質になったというか。実家にDVDプレーヤーはありましたけど、誰も映画やドラマをレンタルしてこないという環境でした。

──物語に依存しないというか、必要としないという感じでしょうか。
【ダイスケ】エンタメ、娯楽として楽しみたいなら、なるべく頭を使わずにいたいというか。でも、姉がバンドをやっていたりして、音楽DVDとかは実家にいっぱいあったんです。ですから、マンガ家さんとか他のイラストレーターさんではなく、好きなバンドの良いなと思う部分をイラストに取り入れることは確実にしていると思います。活動の見本、スタイルの参考にしている。そういう意味での影響でいえば、音楽からのものが8割くらいには達しているでしょうね(苦笑)。

──そうすると、作品のヒントやインスピレーションは、どこから得ているのですか。
【ダイスケ】作品に触れて作品を作るというのではなく、日常を過ごしていて、発見したことを作品にします。「あのポーズかわいいな」という発見もありますし、街で女の子を見て「あそこにファスナーが付いてる制服もあるんだ」と思ってメモするなど。原宿や渋谷は自分のイメージするビジュアルの人が多い。吉祥寺とかもそうですね。フィギュアを眺めていて「この角度からはこう見えるのか、面白いな」と思って絵に応用したりとか。ポージング模型なども参考にすることはありますけど、どうしてもわからない、腑に落ちない場合くらい。自分の絵柄というのは、リアリティも大事なので、ここの関節がどう動いて描きたい視点からはどう見えるのか、確認するために使ったりはします。メモする場合は、スケッチではなく言葉。ですから、後で読むとまったく意味がわからないケースもよくありますよ。ポツンと「クサリガマ」とだけメモしてあって、いったい何を見たのかと思って(笑)。

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最終更新:9/20(金) 19:20
コンフィデンス

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