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【心に残る日本のバイク遺産】KAWASAKI「KR-1」

9/20(金) 6:30配信

webオートバイ

ツインスパーに並列2気筒を積むレースを視野に入れたフルカウルスポーツ

KR250/KR250Sは本格的なスポーツモデルだったが、年を重ねるごとにこのクラスの性能競争は過熱し、後塵をあびることになり競争力は低下した。その状況を打開するために1988年1月に登場したのがKR-1だ。

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フルカウルにツインスパーというレーサーレプリカに求められる条件をクリアした結果、KR250とは大きく異なる姿を得た。並列2気筒のエンジンも専用品で、レース対応のキットパーツも用意された。

塗色は、ファイヤークラッカーレッド×ポーラホワイトとポーラホワイト×ライムグリーンの2種で、17/18インチの前後輪を外装に合わせて塗り分ける。

56万3000円の価格は、90度Vツインを積んで登場した初代RGV250Гや初モデルチェンジを実施したNSR250の56万9000円より6000円安く、細部を見直し熟成したTZR250の55万9000円より4000円高かった。全長/全幅/全高:2005/690/1115mm、軸距/シート高:1365/750mmを公称。

カタログ記載の乾燥重量は、NSR250の127kgより4kg、TZR250の126kgより3kg、RGV250Гの128kgより5kg軽量な123kgだった。前後タイヤはラジアルで、F:100/70R17、R:130/60R18を標準に指定。

フロントブレーキは、φ280mmフローティングディスク+ピンスライド片押し式2ピストンキャリパーの構成。

リアは、φ210mmソリッドディスクにフロントと同形式のキャリパーをフローティングマウントで組み合わせる。

インナーチューブがφ41mmと極太な正立式フロントフォークはプリロード可変、リアショックはプリロード無段階、伸び側減衰力を4段階に調整できる。燃料タンクは16リットル容量、シートカウル下側に荷かけフックを装備する。

シリンダーを50度前傾させて搭載する水冷2サイクル並列2気筒はクランクケースリードバルブで、56×50.6mmのボア×ストロークから249.3ccを得る。

クランク前方にバランサーを配して過大な振動を軽減。6段ミッションはカセット式だ。5.5リットルと大容量なエアボックスからPWK28キャブ、カーボン製リードバルブまでを直線的に配して吸入効率を向上。

2サイクルオフロード車で多用した排気バルブ、KIPS:カワサキインテグレーテッドパワーバルブシステムをオンロード車で初採用。低回転域の扱いやすさと高回転域での力強さを両立。

最高出力:45ps/10000rpm、最大トルク:3.7kg-m/8000rpmを発揮した。

最終更新:9/20(金) 6:30
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