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婚約指輪を売って入学費用に…借金まみれの夫と離婚して

9/20(金) 20:50配信

ESSE-online

厚生労働省の「平成28年度全国ひとり親世帯等調査」によると、母子世帯の平均年間収入は243万円。
母子家庭のおもな雇用形態は、半数以上がパート・アルバイトなどの非正規。子どもが小さくて時間の融通が利かず、フルタイム勤務が難しいという事情が伺えます。また、元夫から子どもの養育費や学費が払われないというケースも。

ここではESSE読者のリアルなエピソードと、専門家のアドバイスをお届けします。

借金トラブルばかりの夫と調停で離婚。生活はギリギリで、長男は大学進学を断念

<吉田さやかさん(仮名)プロフィール>
神奈川県・47歳
年収 216万円
養育費 0円
同い年の夫と離婚。長女の児童手当を月額1万円、児童扶養手当を月額5000円受給。親と同居しているため、家賃負担はないが、生活費は折半。貯蓄する余裕はなく、貯金額は0円

「吉田さんの奥さんですね? ご主人と連絡が取れなくて困っているんですよ。奥さんの金づかいが荒くて借金返済が追いつかないと泣きつかれ、彼には400万円近く用立てているんですがねえ」

夫の勤務先の社長からの突然の電話に、辺りの空気が凍りつきました。私がつくった借金? 冗談じゃない。夫は、その数日前から、家にも帰ってきていなかった。うそを重ねてあちこちからお金を借りまくり、首が回らなくなって、雲隠れしたということなのでしょう。
転がり込んだ先は察しがつきました。おそらく彼の実家。私と義父母とは何年も絶縁状態が続いていました。というのも、結婚当初から夫は金銭トラブルを繰り返し、「妻の浪費癖が原因で借金が膨れ上がった」と親を言いくるめてお金を借りていたから。

まったくなにやってんだか――結婚して12年、2児の父になってもなお、過去の失敗からなにひとつ学べない夫。封筒に小分けし、タンスの奥に隠しておいた子どもの習い事の月謝まで、夫に持っていかれてしまったときの絶望がまざまざとよみがえります。
「子どものため」とずっと我慢し続けてきたけれど、もう、ここまでにしよう。私の心が、カチッと音を立てて離婚に向けて切り替わりました。

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最終更新:9/20(金) 20:50
ESSE-online

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