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DJIがつくった“飛ばないドローン”は、子どものロボット教育にぴったりだ

9/20(金) 12:08配信

WIRED.jp

DJIといえばドローンで有名なメーカーであり、「ドローン」と聞けば誰もがDJIの「Phantom」シリーズを思い浮かべたものだった。ところが、ここ数年でドローン市場は飽和状態になったこともあり、DJIは事業の多角化に乗り出している。

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例えば、すでに2019年に入ってアクションカメラ「Osmo Action」を発売している。そんなDJIが、今度は教育用ロボットを発表した。言ってみれば、空を飛ばないドローンだ。

「RoboMaster S1」と名付けられたこのロボットは、DJIが中国で開催しているロボット大会「DJI RoboMaster」から生まれたものである。この大会で使われているロボットを一般向けにしたうえで、STEM教育に熱心な学校で子どもたちが自分で組み立てられるようにした。

つまり、これは単なるロボットではなく、学習体験を提供する製品となる。子どもたちはロボットを組み立て、プログラムを作成し、自分のロボットをほかのロボットと戦わせることができる。

まずは自分で組み立て

RoboMaster S1は23個の部品で構成されており、101個のネジと、組み立て用の差替式ドライヴァーが付属している。子どもたちと一緒に組み立てたところ、3時間ほどで完成させることができた。

説明書に載っているイラストと、すべての部品に貼られているラベルを見れば、何をどこに取り付ければいいのかわかるようになっている。逆にいえば、文字による説明がほとんどないため、もっぱらイラストや写真を頼りにするしかない。ホイールを組み合わせるときなど、説明が1~2行でもあれば、イラストを解読する時間を節約できたと思える作業もあった。

組み立てが終われば、シューズケースほどの大きさがある4輪ロボットの完成だ。本体の上には、上下左右に動くジンバルが取り付けられている。

ジンバルにはブラスターが付いており、赤外線ビームや小さなゲル弾を発射できる。ゲル弾はびん詰めされているが、使う前に数時間ほど水に浸して、小さなブドウくらいのサイズにしておく必要がある。人に命中してもケガをさせることはないが、DJIはロボット以外のものを狙いにくくするため、発射角度に制限を加えている。

人を追跡するモードもあるが、ゲル弾が装填されているときには利用できないようになっている。このロボットは、人を攻撃するためのものではないのだ。

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最終更新:9/21(土) 1:20
WIRED.jp

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