ここから本文です

iPhone11を見るのが怖い…「集合体恐怖症」について専門家に聞いてみた

9/20(金) 22:00配信

ウィメンズヘルス

米アップルが発表した、本日9月20日(金)発売のiPhone 11は、カメラ機能のアップグレードに伴った新デザイン。中でもProとPro Maxには3つのカメラが付いており、その性能にワクワクしている人は多いはず。しかし一方では、「集合体恐怖症(トライポフォビア)」を誘発するという声も。そんな「集合体恐怖症」の原因と現状について、アメリカ版『Prevention』が心理学者に聞いてみた。

「集合体恐怖症」とは?

集合体恐怖症に関する研究は少ないけれど、まれな恐怖症ではない。心理科学専門誌『Psychological Science』に掲載された論文によると、集合体恐怖症患者ならパニックを起こしかねない写真(蜘蛛の目や蜂の巣など)を約300名の男女に見せたところ、女性は5人に1人、男性は10人に1人の確率で拒否反応を示した。

「集合体恐怖症を含む特定の恐怖症はかなり一般的です」と語るのは、『Hack Your Anxiety』の著者で臨床心理学者のアリシア・H・クラーク博士。「不安を感じやすい人は、あらゆる恐怖症にかかりやすいですね。恐怖を感じる状況がハッキリすればするほど、その状況を考えれば考えるほど、避ければ避けるほど、恐怖心が強くなるから厄介です」

「集合体恐怖症」の原因は?

正確な原因は専門家にも分かっていない。ただ、いくつかの説はある。「研究者の中には、人間の想像力に起因すると言う人もいれば、遺伝や生理学上の理由があると言う人もいます」とクラーク博士。

米アルバート・アインシュタイン医科大学モンティフィオーレ医療センターの心理学トレーニング・認知機能セラピーディレクター、サイモン・レゴ博士によると、一般的に恐怖症は何らかの“危険要素”にひもづいている。集合体恐怖症の場合には、小さな穴や円の集合体が、有毒なクモの目や攻撃的な動物が潜む穴を連想させるのかもしれない。

「集合体恐怖症」の対策

集合体恐怖症の程度は人によって異なり、「穴を見るのがイヤ」というだけの人もいれば、「穴が死ぬほど怖い」という人もいる。

対策は、恐怖症が日常生活に与えている悪影響を特定し、恐怖症を誘発する物事に徐々に慣れ、最終的には恐怖症を克服するためのアクションプランを考える。例えば、あなたが怖くて仕方ない穴の写真を見ることから始め、慣れてきたら実生活で穴のある場所へ行き、最後はその穴に触れる。クラーク博士いわく、これで穴に対する集合体恐怖症が次第に改善されるという。

つまり、「iPhone 11」を持つ人が増えてきたら、きっと集合体恐怖症の人も抵抗が少なくなるはず。

※この記事は、『Prevention』から翻訳されました。

最終更新:9/20(金) 22:00
ウィメンズヘルス

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事