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犬のプロが本気で考えた! 犬と人との「理想の関係」って?

9/20(金) 21:35配信

いぬのきもち WEB MAGAZINE

愛犬にとっての「飼い主さん」って、どうあるべき?

多くの飼い主さんにとって、愛犬はかけがえのない存在であると思います。でも反対に、愛犬にとって、あなたはどんな存在なのでしょうか。そもそも、愛犬と飼い主さんの「理想」の関係とはどのようなものなのでしょうか。犬のプロふたりといっしょに考えてみました!

一緒に考えてくれたのは……

戸田美由紀先生

日本動物病院協会認定家庭犬しつけインストラクター。愛犬と平和に楽しく暮らすための必要最低限のしつけを、出張個別レッスンを中心に指導。

増田宏司先生

獣医師。獣医学博士。東京農業大学農学部動物科学科(動物行動学研究室)教授。動物行動学を通して愛犬と飼い主さんの双方が幸せに暮らせるよう研究している。

目指したいのはズバリ「保護者」タイプ!

愛犬と飼い主さんの関係性で理想といえるのは、いわゆる「親子」や「保護者」のような関係性です。ひと口に「親子」や「保護者」といってもさまざまな関係性がありますが、そのなかでも目指したいのは、愛犬が飼い主さんを心から信頼し、深い愛情と親しみを抱けるような関係性。好感度をグラフで表すと、下記のような形になります。

これは、愛犬から飼い主さんへの好感度を、グラフ全体のバランスを見て、目安としてあらわしたものです。ここでは理想の関係になっている愛犬と飼い主さんについての好感度グラフをご紹介しています。

グラフの解説

信頼度……愛犬がどれぐらい飼い主さんを信頼しているかを示します。高いほど「飼い主さんのそばなら何が起きても安心」と感じます。

親しみ度……愛犬が飼い主さんをどれだけ身近に感じているかを示します。高いほど「もっと仲良くなりたいな」と感じる状態になります。

自立度……愛犬がどれぐらい物事を自ら判断できるかを示します。高いほど、飼い主さんがいない時間でも自分なりに楽しく過ごせます。

愛情度……愛犬にどれぐらい愛されているかを示します。高いほど「飼い主さんのために何かしたい」という気持ちが強い状態です。

楽しみ度……愛犬が飼い主さんといるとどれだけ楽しいかを示します。高いほど「そばにいるとワクワクできる人」と思われます。

関心度……飼い主さんにどれぐらい興味をもっているかを示します。高いほど飼い主さんの行動をよく観察している傾向があります。

理想の関係とは、このグラフのように、信頼度や愛情度など、すべての数値が高く、バランスがとれた理想形のこと。犬と一緒に暮らすうえでの理想的な関係であり、このタイプであれば、飼い主さんに対する関心もとても強いので、しつけもしやすい傾向にあります。また、愛犬が飼い主さんを「どんなときでも頼れる相手」と信じるので、困ったことや怖いことがあっても、飼い主さんがいれば安心して過ごせるのです。

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最終更新:9/20(金) 21:35
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