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イライラしたときは「紙に書き出す」のが最高の解消法|イライラしない本

9/20(金) 6:05配信

幻冬舎plus

齋藤孝

心穏やかに毎日を過ごしたいのに、ついイライラしたり、モヤモヤしたり、カッとなったり……。みなさんにも、心当たりがあるのではないでしょうか? そんな方におすすめなのが、テレビでもおなじみの教育学者、齋藤孝先生の『イライラしない本』。心を整え、感情をコントロールする方法が満載の本書より、今日から試せるノウハウをご紹介します!*   *   *

感情を言葉にして可視化する

自分の感情を客観視するための手段として忘れてはいけないのが「言葉にする」、もっと具体的に言えば「書く」というアプローチです。

とくに何だかイライラする、なぜだかムカつく──そんな心が穏やかでない心理状態に陥ったとき、心を鎮めるのに非常に有効なのが「イラついた理由を書き出す」という対処法です。

とにかく「なぜ自分はイラついているのか」、その考えられる理由をすべて言葉や文章にして書き出してみる。ミスコピー用紙やチラシ広告の裏でかまいません。

たとえば、取引先との打ち合わせでイラついたとしましょう。その後も何だかずっと心がザワついて、気分が晴れない状態が続いています。

こういう心のさざ波の元を、そのままにしておくだけではなかなか波が収まりません。それどころか、心の中で悪い化学反応を起こして突然大波になってしまう(=感情が爆発してしまう)恐れもあります。

そこで、イライラの理由になったことを思い出して紙に書き出してみましょう。

「取引先から、一方的に納期を早められた」

「向こうの担当者、まだ若いくせに、こっちの立場が弱いからって言いたい放題」

「ウチの部長はヘイコラするばかりで、何も言えない」

「結局、現場で作業するのは私」

「後輩は、他人事みたいな顔で平然としていた」

「疲れているのに、帰りの電車が人身事故でなかなか動かなかった」

──と、いろいろあるでしょう。こうして文字で書くことで、さざ波の原因となっている感情が心の中から取り出されました。しかも目に見えなかった自分の感情が、目に見える“客観的な”言葉になった、可視化されたわけです。

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最終更新:9/20(金) 6:05
幻冬舎plus

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