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<凪のお暇>高橋一生“慎二”&中村倫也“ゴン”の気になる恋の行方に、“杏”演じる中田クルミは「どちらとも…」

9/20(金) 6:35配信

ザテレビジョン

黒木華主演のドラマ「凪のお暇」(なぎのおいとま/夜10:00-10:54、TBS系)の最終話が今夜放送される。

【写真を見る】バブリーなオフショル衣装も着こなす中田クルミ

同作は「Elegance イブ」(秋田書店)で連載中のコナリミサトによる同名漫画。仕事も恋もすべて捨てた28歳OLの大島凪(黒木)が突然失踪し、追いかける元カレ・慎二(高橋一生)と新しく出会う人たちを巻き込んだ人生リセットストーリー。 

終盤になるにつれ、慎二とゴン(中村倫也)の凪争奪戦や凪の未来への決断に注目が集まり、毎週SNS上でも盛り上がりを見せていた。

そんな3人の関係や凪の“お暇の出口”の行方が気になる最終話を前に、凪の職場であり、慎二の行きつけでもあるスナック「バブル」の店員・杏を演じる中田クルミを直撃。自身の役について、撮影秘話や最終回の見どころを聞いた。

――杏さんのバブリーな髪形や服装が印象的でした。メークも当時のものに?

青いアイシャドウをバッチリ(笑)。メークさんと相談して、眉も下がり眉毛にしてもらったりと、当時の工藤静香さんを参考にパッと見でバブル時代の女性だと分かるようにメークも寄せていきました。自分で言うのも恐縮なのですが、大分似合っていたので(笑)…生まれる時代間違えたかなって。

でも、以前モデルをやっていたころのイメージとはかけ離れていたので、3話くらいでようやく「あれ、クルミちゃんなの?」と、知り合いにはあまり気づいてもらえませんでしたね(笑)。

――最近はスナックが再びブームになったりしていますが、中田さんは行きますか?

実は行ったことがなくて…だからこそ、慎二みたいに行きつけのスナックがあって仕事帰りに愚痴をこぼしたりできる場所に憧れます。スナック「バブル」は本当に居心地が良くて、スタッフさんや出演者の皆さんと「バブルがあったら絶対通いたいよね」っていつも話していました(笑)。現場では、カメラが止まっているときも武田(真治)さんが“ママ役”状態のままでいるので、みんないろんなことを相談しちゃったり。でも、ママだと思って話していたら、ふと“武田真治さん”に戻ることもあって、そんなやり取りが面白かったですね。

――ドラマを見ていても楽しそうな現場が想像できます

5話でスナックバブルの2号店ができてから、いろんな人が店に集まるようになってさらに賑やかになりましたね。華さんも「やっとバブルに来られたー!ずっと来たかったの」って言ってくださって、なんだか嬉しかったです。

――たしかに、中盤以降はバブルでの集会シーンが多かったですね。現場での印象的な出来事は?

高橋さんが暴走ともいえる、面白いアドリブを続けた撮影があったんです(笑)。その時は監督も笑っちゃって「わはは(笑)、カット」みたいな。みんなそれで楽しくなっちゃって、ずっと笑っていました。

特に印象的だったのは、7話でママが凪ちゃんと慎二の復縁を図るシーン。凪ちゃんの「ないです、慎二とヨリを戻すなんて300%…」というセリフに対して、「俺の方がないんだけど!お前と復縁?はっ?800%ないんですけど!」って返すシーンで、カメラに映っていないところでも武田さんに向かってだけ「へっ」って捨てセリフを吐いたり。私も間近で見ていて笑いが止まんなくなっちゃって。高橋さんはそういうお芝居がノる状態のことを「発作に近い」っておっしゃっていました。私はまだ芝居の経験自体が少ないので、「作品って、こういう風に出来上がってるんだ」ってその空気感を楽しんでいましたね。

――黒木さんとは現場ではどのように接していましたか?

華さんは、本当に丁寧に演じやすい空気感を作ってくださる方。だからこそ、ママや慎二など少しクセの強いキャラでも、みんな伸び伸びと演じられるのだと思います。凪ちゃん自身は人生の節目で揺れ動いているキャラクターなのですが、華さん自身はもちろんぐらつかず、芯がしっかりされている方でした。

――実力派キャストに囲まれた今回の現場で学べたことは?

演技だけじゃなくセリフ1つにとっても、共演者の方と話し合いながら作り上げていくことを経験させていただきました。坂本龍子役の市川実日子さんが、経験の少ない私にも「このセリフって、こういうことなのかな?」と、よく話しかけてくれて。今までは台本を読んで自分なりに咀嚼して監督と話すことはあっても、役者さんと話しながら作ることはなかったので、新しい経験をさせていただきましたね。

――お暇があったら何かしたいことはありますか?

今年の2月、お暇(笑)だったので、1か月ほどイギリスに思い切って語学留学してきたんです。そこで今まで自分がどれだけカチカチな頭で生活していたのかを実感しました…。

語学学校のクラスメートにはブラジルやイタリア、韓国にオマーンと、さまざまな国の人がいたのですが、みんな日本のことにすごく詳しくて。私はそれに対して「ありがとう」って鼻高々にはなるんですが、いざ、オマーンの首都は?って聞かれても答えられず。オマーンの人は「日本に行きたい」と言ってくれているのに、私はオマーンの首都さえ知らない。自分が驕(おご)った状態でいたのだと気付いて、すごくショックというか…。海外の人は自国だけじゃなくて、他の国のことも学んでいる。自分はテレビで紹介されるフランス特集だとか、メディアから与えられた情報だけで知ったようになって、自らは情報を得ようとはしていなかったんだなって。語学はもちろん学びつつ、そういう部分に気付くことができたのは大きな経験でしたね。

あと、海外だとけっこう不条理なことも日常的に起こったりして…帰国後は些細なことに対して「そういうこともあるよね」と寛容になりました(笑)。凪ちゃんも自分がいた世界から飛び出して、全く違う環境に身を投じたことで色々なことに気付いたように、お暇というのはある意味冒険なんだって思いました。 

――最終回では凪が慎二とゴン2人の男性どちらを選ぶのか…というのも見どころの一つかと思いますが中田さんだったらどちらを…?

どちらとも…選べません…(笑)。総合的に見ると「慎二頑張れ」とは思うのですが…このドラマにハマる理由(の一つ)として、どちらかの男性にハマる要素がある、もしくは過去にハマった経験があるかのどちらかだと思うんです。ゴンみたいな人にほだされたか、モラハラ男にハマってしまっただとか…。私ももちろんそういう経験があって…そういう方と付き合うと、やっぱり傷付きますよね。でもあえて選ぶとしたら、女性の心情としては新しい道を進んで欲しいから元カレに収まるのではなく、ゴンとくっついて欲しいとは思います。

私個人としては、最終回は凪ちゃんという28歳の一人の女性がどういう決断をするのかが見どころかなと。

女性って30歳を目前に人生の決断に迫られることが多いと思うんです。私自身も25歳前後のころ今の事務所へ移籍するタイミングで「誰からも必要とされないんじゃないか…」「インスタをアップするために上京してきたんじゃない」ってすごく悩んで。だから、今はやりたいことをやらせていただけているのですごく充実しています。元々お芝居をやりたくて上京してきたので、今ようやくスタート時点に立てたことで、今までのことは無駄じゃないと素直に言えるようになったんです。

――では最後に、中田さんの“ウィッシュリスト”を教えてください

いつか、宮藤官九郎さんや蜷川実花さんの作品に出演することが一番大きなウィッシュですね。「木更津キャッツアイ」(2002年TBS)や「タイガー&ドラゴン」(2005年TBS)、「さくらん」(2007年)を見て今のお仕事をしたいと思ったので、お二方の作品に出ることが女優としての目標です。そして、留学の経験も生かしてさらに語学力を磨いて、ゆくゆくは海外の作品にも出演できたらうれしいです!

(ザテレビジョン)

最終更新:9/20(金) 6:35
ザテレビジョン

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