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八村塁が磨くべきスキルは。 NBAデビューに向けての課題を分析

9/20(金) 9:57配信

webスポルティーバ

日の丸を身に着けた、八村塁(SF/ワシントン・ウィザーズ)の夏が終わった――。決して満足のいくものではなかったはずだが、しかし、ここで歩みは止められない。

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※ポジションの略称=PG(ポイントガード)、SG(シューティングガード)、SF(スモールフォワード)、PF(パワーフォワード)、C(センター)。

 9月15日にFIBAワールドカップが終幕。振り返ってみれば、過大とも思える期待が日本代表チームに傾けられた。八村という日本バスケ史上「最高傑作」の存在が、それを大きく後押しした。

 だが、現実は5戦全敗。参加32カ国31位と、結果は予想以上に厳しいものとなった。

 八村は本番前の強化ゲーム4試合で30得点以上を2度マークし、平均27.0得点・6.5リバウンドの数字を残して本大会に入った。しかし、本番での3試合では平均13.3得点・5.7リバウンドに終わった。

 ひざの違和感と疲労でワールドカップ最後の2試合を欠場したため、八村から大会を振り返る言葉は得られなかった。日本協会の技術委員会委員長を務める東野智弥氏は、今回の代表メンバーで最年少だった21歳の八村が、エースとしての責任と重圧を「すべて請け負った」と、大会後に語気を強めた。

 八村の体調について、ほとんど情報は入ってこなかった。だが、「大会直前に体調を崩したことで、八村の体重は減ってしまっていた」(東野氏)と言うのだから、万全からは程遠かったと考えるべきだ。

 初戦のトルコ戦に敗れ、わずかに残った2次ラウンド進出のためには絶対に取らねばならなかった、2戦目のチェコ戦。八村は出場3試合のなかで最高の21得点を挙げた。だが、東野氏の目には「本当の"モンスター"には見えなかった」。

「(それでも)チェコ戦は力を振り絞って、すばらしいと思いました。でも、雑巾を絞ってもう水が出ないのに、(我々や周囲は)彼にまた出せと言う」(東野氏)

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最終更新:9/20(金) 9:57
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