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「今年の夏は、ほぼ毎日ピーマンを食べていた」市川紗椰がおススメする、ピーマンのおいしい食べ方

9/20(金) 6:20配信

週プレNEWS

『週刊プレイボーイ』で連載中の「ライクの森」。人気モデルの市川紗椰(さや)が、自身の特殊なマニアライフを綴るコラムだ。今回は、彼女がハマっている食材・ピーマンについて語る。

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アメリカの子供が嫌いな野菜といえば、ブロッコリーと芽キャベツとホウレンソウあたりが挙がります。でも、日本ではピーマンが子供の嫌いな食材の代表格になっています。

以前、ディズニーの『インサイド・ヘッド』というアニメの日本語吹き替え版が上映されたときは、主人公の嫌いな野菜として登場したブロッコリーが、ピーマンに変更されていました。映像も改変しているので、大変な手間がかかったはずです。それを見て「日本人はそんなにピーマンが嫌いなのか」としみじみ感じました。

日本の子供がピーマンが嫌いな理由としては「苦いから」がよく挙げられますが、アメリカの子供がブロッコリーが嫌いな理由は「食感がぐにゃぐにゃしてるから」がステレオタイプです。「もしかして、アメリカ人は調理の仕方が雑なのかも!?」と深読みしてしまいます。

さて、ピーマンは夏野菜の代名詞なので、スーパーに行けばまだギリギリ旬のピーマンが買えると思います。私も、今年の夏はピーマンに今までにないくらいハマってしまい、ほぼ毎日食べました。

ピーマンは栄養価も高く、ビタミンCはレモンの2倍、ビタミンAなどもたくさん含まれています。実は種やワタにもカリウムなどの栄養素が詰まっています。私も以前は一生懸命に種を取っていたんですが、この事実を知ってからは「おまえに栄養があったのか!」と、丸ごと食べるようになりました。

ちなみに、"レモンの○倍"という表現がちまたにあふれていますが、あれはレモンと比較されるものの優秀さを示しているというより、もはや"レモン下げ"にしかなっていないんじゃないかと思っています。

そんなピーマンのおいしい食べ方もご紹介します。私が毎日のように作っているのが「ピーマンの丸ごと煮浸し」。ごま油でちょっと焼き色をつけたピーマンをめんつゆ1、水3の割合で柔らかくなるまで煮て、仕上げにかつおぶしをまぶすだけで、驚くほどおいしくなります。加熱することによってβ(ベータ)-カロテンの吸収率も増すそうなので、いいことずくめですね。

また、「鶏ひき肉のピーマン詰め」もよく作るメニューです。普段ならテンションが下がるささみも、刻んでショウガと豆腐をあえて焼くとすごくおいしく食べられます。ナスの代わりにピーマンを使った「麻婆ピーマン」もオススメです。

簡単で驚くほどおいしいのが「パリパリピーマン」。これは福岡にある「塩田屋」というモツ鍋屋の名物なんですが、作り方は、氷水にピーマンを2晩漬けるだけ。たったこれだけで、魔法がかかったように不思議な食感になり、箸が止まらなくなるんです。時間はかかりますが、ぜひ2晩かけて作ってみてください。

最後に、ぜひ皆さんに知っておいていただきたいピーマンの情報をお話しします。実はピーマンは、本をただせば唐辛子を品種改良した食材なんだそうです。"辛い"という唐辛子のアイデンティティを捨て、独自の生き方を選んだピーマン......。そんな生きざまも含め、なんだか気になってしまう食材です。

●市川紗椰(いちかわ・さや)1987年2月14日生まれ。アメリカ人と日本人のハーフで、4歳から14歳までアメリカで育つ。現在、モデルとして活動するほか、J-WAVE『TRUME TIME AND TIDE』(毎週土曜21時~)などにレギュラー出演中。『美少女戦士セーラームーン』の英語版では、肉まんがドーナツに変更されていた

最終更新:9/20(金) 6:20
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