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スタバが座席を事前予約できる新業態店 夕夜間の利用拡大を狙う

9/20(金) 6:00配信

日経クロストレンド

 2019年9月4日、スターバックス コーヒー ジャパン(東京・品川)は東京・銀座に新業態「スターバックス リザーブ ストア 銀座マロニエ通り」をオープンした。2階席の一部を事前予約制にし、長時間の滞在と夕夜間の利用を促す。

【関連画像】座席予約できる時間は18~21時半で、最大90分利用可能。2~12席まで予約に対応する(最大12席)。予約申し込みはオンラインのみで、利用するには1人につき1ドリンクと1フードの注文が必要

●「ロースタリー 東京」の要素と創業地・銀座の掛け合わせ

 スターバックス リザーブ ストアは東京・銀座のマロニエ通りにあった既存店舗を全面リニューアルした。「スターバックス リザーブ」の名を冠した店舗では希少なコーヒーを扱っているのが特徴で、最近では19年2月に開業した東京・中目黒の「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京(以下、ロースタリー 東京)」が店内で焙煎(ばいせん)した豆を使用したコーヒーを提供している(関連記事「日本初! 話題の“スタバ高級店”は、なぜ駅から離れているのか」)。さらに新店舗では、ロースタリー東京と代官山の専門店だけで販売しているイタリアンベーカリー「プリンチ」(関連記事「スターバックスが“酒が飲めるパン屋”を代官山に開業」)も取り扱う。

 スターバックス リザーブ ストアについてスターバックスコーヒージャパン店舗開発・サイレンリテイル統括オフィサーの石原一裕氏は、「好調なロースタリー 東京の成功を多くの人に体験してもらいたいと考え、(日本での)創業の地である銀座に、ロースタリー 東京の要素であるリザーブとプリンチを掛け合わせた店舗を開業した」と説明する。

●最大90分利用可能な事前予約制度を導入

 既存店との大きな違いは、1階と2階の利用目的を明確に分けていることだ。1階はベーカリーを中心にした持ち帰り専用。2階はイートイン中心で、1人掛けのソファ席や2人掛けの小さいテーブル席が多かった従来のレイアウトから、グループでも利用しやすい大きなテーブルを設けたレイアウトに変更している。

 さらに一部客席に同社初となる事前予約制を導入した。予約対応は12席までと決して多くないが、18~21時半の間で最大90分利用できる。待ち合わせや打ち合わせなどで確実に席を確保したい人から注目を浴びそうだ。

 「ユーザーからは『ゆったりと食事ができるスタバがほしい』という声が以前から寄せられていた。友人や家族、職場の人を誘って来店してほしい」と石原氏は意気込む。

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最終更新:9/20(金) 6:00
日経クロストレンド

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