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温泉10種類の泉質の効能 共通するのは高血圧と糖尿病の改善

9/21(土) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 源泉の数が約2万7000以上という世界一の温泉大国・日本。その効果を存分に活用しないなんてもったいない! 不調改善に期待できる温泉を、医学博士の一石英一郎さんが科学的目線でピックアップした。

「泉質は大きく分けて10種に分けられます。全泉質に共通する効能は、高血圧と糖尿病の改善。加えてそれぞれの泉質ごとに、期待できる効能があります」(一石さん・以下同)

 温泉の効能には、【1】温度や水圧による温熱効果やマッサージ効果(物理的作用)、【2】食塩や二酸化炭素など、温泉に含まれる成分による健康効果(化学的作用)、【3】自律神経やホルモンバランスを整えることによる癒し効果(生物学的作用)の3つがあると一石さん。

「入浴すると温泉成分は皮膚に付着して膜を張り、芯から体を温めます。さらに、炭酸ガスや硫化水素ガスなどが含まれる温泉では、皮膚を通して吸収されたガスが血管を拡張し、血流を促します。その結果、血圧も低下し、免疫力もアップ。ほかにも老廃物の排出、鎮痛作用、美白効果…など、本当に数多くの効果が期待できます」

 効果が高い温泉だが、入浴は1日に4回までを限度に。また入浴前には心臓に遠い場所からかけ湯を行い、温度差によるヒートショックを防止することが大切。

「基本、入浴後に温泉成分は流さないほうがよいのですが、肌に刺激の強い硫黄泉や酸性泉は真水で洗い流しましょう」

◆10種類の泉質の特徴

【硫酸塩泉】
硫酸と聞くと危ないのではと思いがちだが、古くから火傷や怪我に効くと重宝されてきた“傷の湯”である。そのため、手術後の回復などにもよいとされている。
・効能:火傷・切り傷・血圧低下・動脈硬化など

【炭酸水素塩泉】
重曹などを含む弱アルカリ性のお湯は、肌にやさしく美容効果がある。お湯から上がるとひんやりと爽やかな感覚があり、暑い日の入浴にもおすすめ。
・効能:美肌作用・皮膚乾燥症・肌荒れなど

【塩化物泉】
濃い塩分量が皮膚を刺激して、体を芯から温めポカポカにするため“熱の湯”ともいわれる。リラックス効果も高く、自律神経のバランスも整えてくれる。
・効能:自律神経・末梢循環障害・冷え性・血流向上・殺菌作用など

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最終更新:9/21(土) 7:00
NEWS ポストセブン

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