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なぜ「経理を大事にしない会社」は儲からないのか?

9/21(土) 11:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

中小企業では、経理作業の大半が経営者の仕事であることも多いでしょう。なかには、「もっと優先すべき仕事がある」と、経理を後回しにしている方もいるかもしれません。しかし、経理作業を疎かにしてしまう中小企業は、思わぬ「潜在的リスク」を抱えている可能性があります。そこで本記事では、税理士法人中央会計の辛島政勇氏が、経理体制を整えることの重要性を解説します。

中小企業の経営者は「経理作業」を疎かにしがちだが…

◆経理の役割って?

経理の役割とは何でしょうか? 経理は「単なる記録のための作業」ではありません。その役割とは、「経営管理」だといわれています。経営陣が的確な経営判断をするための情報を提供する機能を有するものです。

経理からあがってくる試算表などの経理資料は、経営者にとって最高の参謀となります。ですから、経理はとても重要なポジションといえます。

◆社長は経理を疎かにしがち?

中小企業では経理作業の大半が経営者の仕事であるということも多いでしょう。経営者のなかには「経理事務に人を雇うのはもったいない」という方や、「経理なんて後回しでとりあえず売上を!」という話もよく耳にします。

確かに売上を上げることは大事です。また、経理というのはやらなくてもそれなりに会社は動いていきますし、直接売上を生まない部門であることから、必要性は認識していても、なかなか敬遠されがちです。

しかし、会社の経営活動の結果というのは数字に表れてきます。この数字が正確なものでなければ正しい判断ができません。最悪の場合、間違った判断をしてしまい、取返しのつかないことになってしまうかもしれません。客観的に自社の数字を把握することは、とても重要なのです。

◆経理体制の構築、正確な経理資料の作成…的確な経営判断の材料となる

経理体制の構築ができている会社が必ず儲かっているわけではありません。しかし儲かっていなくても、きちんと経理処理ができていれば、会社の数字を把握でき、経費節減等の対策を打つことができます。逆に利益がでている場合は、早い段階から税金対策をたてることができます。十分な対策ができずに無駄な税金を払ってしまうことはなくなるはずです。

また、会社を経営する上で会社の経営成績と財政状態を的確に把握するために経理体制の構築は欠かせません。

会社の今を知ることで、将来の経営判断の糧となります。問題点を早く見つけることができれば、すぐに手を打ち、より安定した経営を行うことが可能となるでしょう。

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最終更新:9/21(土) 11:00
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