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「悪い流れができている…」プレミアリーグ4戦未勝利の青森山田にいったい何が?武田英寿も猛省する守備面の課題

9/21(土) 20:31配信

SOCCER DIGEST Web

青森山田は2戦連続で後半アディショナルタイムでの失点に…

 高円宮杯U-18プレミアリーグEAST・14節は9月21日、日立柏総合グランドで首位を走る青森山田高と、勝点4差で追う2位の柏U-18の首位攻防戦が行なわれた。シーソーゲームの様相となった試合は、最終的に2-2の引き分けでお互いに勝点1を分け合った。

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 立ち上がりから主導権を握った青森山田は、12分にCKから2年生CB藤原優大が頭で合わせて幸先良く先制する。後半開始早々の49分に同点とされるも、60分にはMF武田英寿が右サイドからのカットインから思い切りよく左足を振り抜くと、相手DFの足に当たり、山なりとなったボールがゴール左に吸い込まれ再び1点をリードした。
 
 積極的な中央への仕掛けがゴールに繋がった場面について武田は、「クロスっていう選択肢もありましたけど、自分で仕掛けてみようかと。右サイドから左で打てる形だったのでいってみようかなと、振り抜きました」と振り返った。

 その後、攻勢を強める柏U-18に対し、粘り強く守る青森山田だったが、試合終了間際の後半アディショナルタイム4分に再び同点とされ、勝ち切ることが出来なかった。

 今回、所用で不在となった黒田剛監督に代わって指揮を執った正木昌宣コーチは、リードしているなかで、2度にわたり失点をしてしまったことに、「守備の準備が少し遅かったのかなというところが非常に悔やまれるところです。全体を通しては守備の形は良かったんですけどね」と悔しさを露わにした。

インターハイ3回戦敗退から続く“負の連鎖”

 青森山田は、今季のプレミアリーグで10節まで無敗を貫いてきたが、まさかの3回戦敗退となった夏のインターハイ後に再開した、11節の磐田U-18戦を2-3で落として以降、4戦未勝利と調子を落としている。

「負の連鎖がとれないのが正直なので、そこをどういう刺激を入れるか。現に今日も2点取られているので、前期10試合で6失点だったのが、もうすでに4試合で8失点ぐらいしているんで、ここをしっかりと改善しないと。うちは上手いチームじゃないので、まずみんなでもっと頑張らないと、そこの守備意識のところを」
 
 ここにきて、なかなか失点癖が抜けず失速している現状に、正木コーチも肩を落とす。
 
 トップ下のポジションで積極的にシュートを放ち、チームの2点目を決めた武田も「最近後半の失点だったりっていうのがずっと続いてて、そこで後半の入りで1点取られてしまったのは、いま悪い流れができているというか、改善できてないところがいま一番良くないところだと思います。前節もアディショナルタイムに決められてしまったので、声を出してチームで締めてやれていたつもりだったんですけど、やっぱり最後の詰めのところが甘かったかなと思います」と守備面での反省を口にした。
 
 前節の浦和ユース戦でも、後半アディショナルタイムでの失点で、0-1の敗戦を喫している青森山田。次節は福島の強豪・尚志高との対戦。最後の最後まで、集中を切らさず戦い抜けるだろうか。この負の連鎖を断ち切ることができれば、自ずとEAST“優勝”の二文字が見えてくるはずだ。
 
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

最終更新:9/21(土) 20:31
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