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ファッションラバーもハマる女の「サ道」 Vol.1 ワタシがサウナにハマった理由

9/21(土) 0:00配信

WWD JAPAN.com

空前のサウナブームに沸く日本列島。いまや、おじさんだけでなく若者にもサウナ文化が定着し、女性サウナーの存在もチラホラ。その背景には、タナカカツキによる伝説の漫画「サ道」のドラマ化や、同じく漫画の「湯遊ワンダーランド」「極上!サウナめし」などが大きく影響しているのだとか。ビジネスマンからファッションラバーまで、慌ただしい日常に癒やしを求め、サウナに集まる人たち。人はいったいどんなきっかけでサウナにハマり、何を得るのだろうか。

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“ととのう”。この言葉を聞くだけで、ピンときた人はすでに立派なサウナーです。わたしがサウナに通うようになったのは、ティーン向けファッション誌の編集を担当していた頃。かれこれ15年前にさかのぼります。毎日撮影続きで終電どころか、会社泊も日常茶飯事のなかで、唯一ひとりになれる場所がサウナだったのです。そもそも当時のわたしは、人見知り&オタク気質で、仕事以外のプライベートでは家で音楽を聴いたり、漫画を読んだり……。もはや誰かと行動を共にする行為は、限りなく“行事”に近い感覚。つまり他人と一緒にいることは、スイッチが「ON」の状態というわけです。

もちろん、スーパー銭湯も大嫌いでした。人前で裸になるのが、気恥ずかしかったのでしょうね。ところが校了を終えたある日、代休をとって近所をブラブラしていると、ノザワランド(現在休業中)という昭和チックな銭湯を環七沿いに発見。興味本意で中に入ってみると、そこには薬湯、ジェットバス、電気風呂、露天風呂、サウナ、水風呂、まるで遊園地のような光景が目の前に広がりました。サウナ室で身も心も裸になってコミニケーションを図るおばちゃん達は、全員知らない人。服を着ていないので、その人たちの仕事や生活スタイルの先入観がまったく入ってこないのです。そのとき、ふっと頭にこんなことがよぎりました。

「こんな身近に “開放的な空間=自由”があったんだ」と。それからというもの、週1でその銭湯に通うようになりました。サウナという箱に入れば一人の世界に浸れる。でも人の存在だって、ちょっぴり感じるから寂しくない。なんの利害関係もなく、恥もプライドもかき捨て、会話を必要としない裸の付き合いができるのだと。

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最終更新:9/21(土) 0:00
WWD JAPAN.com

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